飛雲閣自作模型(18)あと少し | 城郭模型製作工房

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城郭模型作家・島 充のブログです。日本の城郭および古建築の模型やジオラマの製作過程を公開しています。

昨日とあまり見た目は変わらないようですが、着実に進んでいます。

裏から見ると建物が密集しているのがよく分かります。
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建物の塗装がほぼ終わり、ベースに固定しました。

黄鶴台。
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飛雲閣二階、歌仙の間の三十六歌仙は、手描きで描き込みました。
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これは近年修復されたもので、室内と屋外に三十六歌仙が描かれています。現状は三十四歌仙だそうですが、扉は22枚あり、外にはどの部分に描かれているか資料がありません。裏面の写真も雨覆で隠れているので、わかる範囲しか描き込みませんでした。

板唐戸の金具は、はじめ、この素材を金具の形に切り取って貼ろうと思い、作業を始めました。
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しかし始めてみると
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全然ダメです。輝きが軽すぎる。ボツです。イメージどおりにはいかないものですね。

結局、塗装で表現しました。
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建物全体にも仕上げ塗装をしました。
端に写っている一階の左部分が下地のままなので、違いが比べられるかと思います。
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灯篭をつくったり…
春日型の灯篭が2基ですが、生け込み型の丸灯篭みたいなシルエットになってしまいました。
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茶室まわりがまだ手付かずで、飛び石や蹲を粘土で造形したりしています。
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正面の石組みなど細々したところがまだ残っています。
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残りの作業は
・茶室まわり
・飛雲閣三階の窓の格子および突き上げ戸の製作
・階段三箇所
・建仁寺垣三箇所
・水面の最終仕上げ
・樹木
・ネームプレート
です。

めんどくさいのしか残っていない…

深夜までがんばります。