飛雲閣本体だけではなく、諸々の付属建物もつくっています。
前回は湯殿である黄鶴台の製作に入っていました。
しかし他にも、黄鶴台に至る渡り廊下や、廊橋の「
擲盃橋(てきはいきょう)」、茶室「憶昔亭(いくじゃくてい)」、他にも土塀やら庭門やら手洗いなど、こまごましたものがたくさんあって悩ましいです。
しかも変形建物が多い!
渡り廊下。
平面が折れ曲がっている上にだんだん登っています。2つの建物をぴったり繋げるよう造形するのは至難の技でした。
屋根は考えただけでいやになりかけました。
屋根がついた橋、「擲盃橋」。
しかも反り橋で屋根も反っています。しかも唐破風。やめてくれ。
橋の製作。
これ以上小さいと私の技術では持て余しましたので、数を減らしました。
一応形にしました。
黄鶴台の便所など。これも写真の端ににちらっとしか写っていないので、恐らくこのような…という程度ですが。
土塀など。
壁面に屋根をのせると強度が心配だったので、壁面をつくって
瓦で挟んでプラ板の上部を棟の土台にしました。
茶室。
これからさらに庇があったりめんどくさいです。
おおまかな造形はできました。細部の造形をして塗装に進みます。
飛雲閣本体は詳細な図面があったので、かなり忠実な再現ができましたが、周りの建物が完全にフリーハンド状態なので、
擲盃橋の反りが大きかったり、黄鶴台の軒の出が若干深かったり…未熟さを痛感します。