細部の作業を進めています。
それ以外の部分は、化粧垂木のみ表現しています。
引き続き縁下の作成。
図面を直接転写したプラ板に着色したものを貼り込みました。
飛雲閣の軒の見上げは、疎垂木木舞裏(まばらだるきこまいうら)という仕上げになっています。
現代でも、こだわりのある邸宅に見られます。
垂木と直行する細い横材を木舞といいます。屋根自体はこの軒裏の上にある別の垂木(野垂木)が支えており、見上げた時に見えるのは装飾軒裏ですので、垂木を少なくしてすっきり見せています。これが疎垂木です。これらの化粧材は、野小屋内の桔木に取り付けられるのが基本です。
今回は木舞は再現していません。
引き続き濡縁。飛雲閣の濡縁は縁柱を立て、屋根に取り込まれたもので、柱間には高欄が入っています。
高欄は0.3mmと0.5mmのプラ棒で製作。とても細いものです。建物の模型は、ほんの少しの傾きが大きく見えます。修正が必要ですね。
図面を直接転写したプラ板に着色したものを貼り込みました。