飛雲閣【完全自作品】④壁面など | 城郭模型製作工房

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城郭模型作家・島 充のブログです。日本の城郭および古建築の模型やジオラマの製作過程を公開しています。

プラ材で完全自作しております、西本願寺の飛雲閣です。

現在の状態。
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前回より続きの製作工程です。
現状と違う部分を、別の実測図をもとに書き込みました。
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軸組。ご覧の通り、実際の間取りは全く無視しています。
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裏側は大変複雑です。
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一階の縁側。平面図をもとに板目を入れました。
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壁面の製作のため、図面をプラペーパーに直接複写しました。上の透けているのが0.3mm、それより薄い0.2mmの方は全く透けません。材質や製造法が違うのでしょうか。いずれもタミヤです。
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障子の桟は部屋の中なので、外から見た障子は真っ白になります。薄いプラペーパーを使って印刷面を内側にすれば、外からいい具合に桟が透けてくれるかと思いましたが、うまくいきませんでした。
製作の方針を変更し、印刷した立面図に直接柱などを貼り込んで壁面を作ることにしました。
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障子の厚みは0.2mmなので、後から塗装すると、塗り分けがうまくいくはずがないと思いましたので、塗装してから接着していきます。
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今回、塗装はアクリルガッシュを使用しました。接着剤で色が溶け出さないので。
重ね塗りも容易で、ツヤもありませんから、とてもいい質感が出てくれます。
やっぱり建築模型の塗装にはドライブラシは向かないと改めて思いました。
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舟入の壁面。一番細い材は0.3mmのプラ棒で、扱っている感じはちょっと太い糸のような感じです。
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同じような感じでしばらく壁面が続きます。
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