大変拙い技術で、製作講座のようなことをするのは気が進まないのですが、姫路城を作ったとたん、「姫路城製作」や作り方のキーワードで検索してこのブログに来られる方が激増しましたので、基本的なテクニックだけで、童友社のプレミアム姫路城を作ってみたいと思います。私が子供の頃から試行錯誤したやり方が中心になりますので、もっと効率のいい方法があったり、雑誌などのプロの方のテクニックの方が断然参考になるとは思いますが。
石垣を彫ったりとか、ドライブラシとかはしませんのでご安心ください。(応用編でやります)
いきなりですが石垣から行きます!塗り分けとかあって、筆ならしにはちょうどいいと思います。
完成形はこれ。
石垣はみなさんそれぞれこだわりがあり、色々工夫されています。今回は彫り直しとか難しいことはせずに、少しでも質感を出すやり方でなおかつ簡単なものをご紹介します。
その前に!まずは道具を揃えましょう。
全体を通して今回使うのはこれ。
接着剤。私は流し込みタイプを使っています。ハケも付いているので、塗ることもできて便利です。
サーフィーサー(白)。下地用です。
塗料。水性のアクリル塗料です。水性でないとできないやり方もありますし、何より筆洗いが水でできます。初めてやるには水性から入ったほうがいいと思います。臭いもそこまで強くありません。
今回使用する色は、タミヤの
フラットブラック、フラットホワイト、フラットブラウン、ディープグリーン、ニュートラルグレイ、バフ、デザートイエローの7色。私の中でお城塗装の基本色。
タミヤを使っているのは、つや消しの色の種類が多いからで、クレオスは光沢入りのものが多く、いちいちつや消し剤を混ぜなければなりません。最近、アクリジョンという新製品も出ましたが、他の水性塗料と混色ができない、皮膜が厚いなどお城にはあまり向いていない気がして使っていません。
あと筆。
早速製作に入ります。
童友社のプレミアム姫路城!
石垣。
なぜなら、これはいわゆる研ぎ出しのための下地です。
今色を塗った部分の表面を、紙ヤスリで削ると
やり方は言葉で説明するより動画が早いのでこちら。
↓↓
集中してるので、途中変な吐息が…すみません。
面相筆で書き割りにして修正。
失敗はたくさんした方がいいです。頑張って修正することでそれが経験になるし、思わぬ発見があったりします。
研ぎ出し完了。
全体が黒っぽすぎると思われるかもしれませんがご安心を。少し黒いほうがいいくらいです。
とにかく石を浮き立たせる!
あと、削りカスが出ますが、次の工程までそのまま残しておいて大丈夫です。
まずはここまで。