遊撃丸の舎殿とか。
屏風では二重櫓のある天守下の部分に描かれていますが、残念ながら、この屏風絵では遊撃丸は小さくデフォルメされており、曲輪内の建物は描かれていません。切妻屋根の白壁の建物が見えるくらいです。
名護屋城博物館製作の復元CGでは2棟ほどの簡単な建物が想定されていますので、そのイメージも参考にしながら勝手に創作します。
適当な大きさの入母屋屋根のパーツがない!スクラッチも考えた時にひらめいたのが、作らずに押入れの奥に眠っていた、プラムの諏訪高島城のキット。探していたサイズに見事ピッタリでした。
切妻のパーツもあるし使えます!
まず切妻屋根から作ります。
華頭窓がステンドグラスの窓みたいな形なので、壁面は使いません。破風板と懸魚だけ使います。パーツからスライスします。
屋根の鬼瓦がオーバースケールすぎますので、小さくした上に、獅子口に変更します。プラ棒で経の巻を三本取り付けました。
また、ヤスリがけをして蓑甲をつくりました。
続いて入母屋の方。
こちらは破風には手を入れずそのまま組み立てました。壁面の下見板を切り離します。
白壁部分がちょうど建物の高さにぴったりです。
この部分を芯にして、長押と柱を取り付け。