天守です。伸ばしランナーで雨樋を再現。これがあるだけでぐっと名古屋城らしくなります。
東南から望む。木の間から本丸御殿の屋根の重なりの向こうに大小の天守。重厚な眺めです。
土橋が緑に覆われているのは、そのようになっている古写真があるためで、搦手馬出しがまだ未整備と勝手に理解しています。高麗門である二之門の両脇の土塀は、濃尾大地震のあと取り払われましたので、この時期にはありません。
本丸を囲む多聞櫓も、同じく濃尾大地震以後、撤去されました。
本丸を囲む多聞櫓も、同じく濃尾大地震以後、撤去されました。
【製作参考文献】
『よみがえる名古屋城』、小和田哲男・三浦正幸監修、学習研究社、2006年
『名古屋城』、三浦正幸他、学習研究社、1995年
『レンズが撮らえた幕末日本の城』、小沢健志・三浦正幸監修、山川出版社、2013年
『特別史蹟重要文化財 名古屋城雑記』、城戸久、名古屋城振興協会、1978年