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前田浩明のラボ (別室)

オリジン生化学研究所 所長
ただいまコーヒーブレイク中

 

第25回日本未病システム学会学術集会が1027日、28日に千代田区の一橋講堂で開催されました。

私は27日のワークショップ、未病ケア食品の展開で

低分子米ぬかアラビノキシランの恒常性維持作用を介する

体質改善効果について発表させて頂きました。

 

最近、未病という言葉を見聞きする機会が増えています。

具体的には健康診断の検査値が正常値からやや外れている所謂グレイゾーンに有り、

治療の必要のない状態のことです。

 

このステージで、未病システム学会では生活習慣を改めることで正常化することを具体的に示し、

その方法を啓蒙する活動をしています。

 

今回も未病に関する多くのテーマで特別講演、シンポジウム、学術研究発表が行われました。

 

私が発表したセクションでは8演題の発表があり、

乳酸菌、真牡蠣、機能性表示牛丼など、興味深い内容でした。

分子アラビノキシラン、オリザロースは免疫力を強化しますが、冷えや不眠を改善する働きが有ります。

 

免疫力と体質改善とは結び付かない感じがしますが、

人の身体の恒常性は自律神経とホルモン分泌と免疫力で維持されており、

いずれかの破綻が病気ということになりますが、

私はこの3つの要素はお互いに関係しあっていると考えており、

免疫力を改善することが、自律神経を改善することにもつながり、

不眠や冷えが改善されるのだと解釈しています。

 

健康診断の数値の未病もさることながら、

何となく具合いが悪くて体調が優れないのは未病です。

 

私の経験ではストレスフルな生活や高齢者では、

免疫力の強化が体調の改善につながり、病気の予防をする可能性が高いと思います。

 

基本的には低カロリー、野菜、果物豊富、高たんぱく質な食事に

ウォーキングプラスオリザロース製品の摂取をお勧めします。

 

紅葉の季節です。冬に向けて免疫力を強化しましょう。

 

 

 

9月29日(土曜日)に、

日本マテ茶協会の第6会アドバイザー養成講座を開催しました。

 

日本マテ茶協会を発足させて34年になります。

私は発起人の一人で現在専務理事を務めさせて頂いています。

この講座はマテ茶の知識を持つ人を増やして

マテ茶の普及の牽引をしていただくことを目的にしています。

 

世界三大飲料の1つであるにも関わらず、日本では余り知られていません。

産地が南米のアルゼンチン、パラグアイ、ブラジルに限られていることも

知名度が低い原因かもしれません。

 

 

アドバイザー養成講座はマテ茶の概要、歴史と文化、体験記、科学、道具と飲み方、

利用法等の講義を協会のスペシャリストが分担して

午前10時から午後4時半迄みっちり行いました。

 

 

私は科学の部分を担当し、主に食品機能について勉強して頂きました。

マテ茶のは疲労回復、抗酸化作用、免疫調整作用を持つ一種のハーブ飲料で、

野菜の摂取量が少なく、肉の消費量の多い南米では、飲むサラダと言われています。

 

私は常々マテ茶の成分は抽出液を飲むより、

茶葉を食べた方が効果的だと考えており、

本日の講座の1つのフランス料理のスペシャリストである飯島淳特別顧問の提案、

毎日の健康料理にマテ茶を加えて食べようの講座は

今後の機能性食品の方向性を示す、素晴らしい講義でした。

 

南米の原住民、グアラニ族に伝わる神話、

神様が友情の和を広げる為に地上に下ろされたマテ茶が

広く健康維持増進に貢献することを願いたいと思います。

 

 

前田 浩明

 

 

 

NHK大河ドラマ「西郷どん」も佳境に入っています。

先日仕事で鹿児島を訪ねましたが、

いたるところに西郷隆盛にゆかりの場所があり、

鹿児島でのSEGODON人気を再認識させられました。

 

東京では上野の西郷隆盛の像が有名ですが、

実は、日本橋にも「西郷どん」の痕跡があるのを御存じですか?

 

 

中央区立日本橋小学校・幼稚園(中央区日本橋人形町)の入口に

「西郷隆盛宅跡」の案内板があります。

 

 

明治政府発足後、野に下り鹿児島で暮らしていた西郷隆盛は、

政府に乞われ明治4年に上京し、

後々は悲劇的な結末につながってしまう再下野までの2年間を過ごしています。

 

元々この地は、姫路藩の屋敷で約2600坪もある広大な屋敷でしたが、

彼は単身で上京し、15人ほどの書生と数等の猟犬を連れて生活していたと伝えられています。

 

このころ彼が贔屓にしていた店の一つが

日本橋の「千疋屋総本店」です。

同店は、天保5年(1834年)創業で、

当初は野菜や果物を販売していましたが、

明治維新後は現在と同じく果物の専門店となっています。

 

「西郷どん」がよく訪れていた頃は、

既に果物専門店になっており、

大きなスイカを好んで注文したと言われていますスイカ

 

スイカはアフリカ原産で、江戸時代にはすでに日本で栽培されていました。

最初に栽培されたのは鹿児島という説もあり、

「西郷どん」にとっては、懐かしい故郷の味だったのかも知れません。

 

そして「西郷どん」は鰻好きでも有名ですが、

頻繁に千疋屋を訪ねていたことも確かですので

果物好きでもあったのかも知れませんね。

無意識に食べている彼の好物が、彼の強靭な身体を支えていたのでしょう。

 

スイカは夏バテの免疫低下からくる食中毒や、

体調不良の予防や改善に役立ちます。

 

健康を維持・増進するためにも

その季節に旬の果物や野菜を食べる意味があります。

 

夏は摂取カロリーを控えると共に、

免疫力の低下を抑え免疫力を高めるキュウリのぬか漬け、

ゴーヤーチャンプルー、そしてデザートにスイカをおすすめしますナイフとフォーク

 

夏の夕方、人形町界隈を散策し、

犬を連れて大きなスイカをぶら下げて歩く「西郷どん」を思い浮かべ、

維新の時代にタイムトリップしてみませんか?キラキラ

今でも風情の残る街です。

 

 

オリジン生化学研究所

所長 前田 浩明