国宝「天本図解」: 伊能忠敬記念館所蔵 @千葉県佐原市
水郷佐原小江戸の町並み観光~佐原商家町ホテルNIPPONIA宿泊~香取神宮 2024.4
「水郷佐原小江戸の町並み」の散策を終えて、一度ホテルにチェックイン。ちょっとお部屋でまったりした後で、閉館直前にQuickに「伊能忠敬記念館」&「伊能忠敬旧宅」を見学したので記録を残します
佐原商家ホテルNIPPONIA > 伊能忠敬記念館
▼左下のホテル(宿泊棟)から伊能忠敬記念館・伊能忠敬旧宅へGO!!@16:00頃~
@16:03頃。樋橋(とよはし=ジャージャー橋)からお水がジャージャー流れています
▼遅歩庵いのう。素敵なCafeです
伊能忠敬記念館
【伊能忠敬(ただたか)について】
江戸時代、日本国中を測量してまわり、初めて実測による日本地図を完成させた人です。
忠敬は、延享2年(1745年)現在の千葉県九十九里町で生まれ、横芝光町で青年時代を過ごし、17歳で伊能家当主となり、佐原で家業のほか村のため名主や村方後見として活躍します。
その後、家督を譲り隠居して勘解由と名乗り50歳で江戸に出て、55歳(寛政12年、1800年)から71歳(文化13年、1816年)まで10回にわたり測量を行いました。その結果完成した地図は、極めて精度の高いもので、ヨーロッパにおいて高く評価され、明治以降国内の基本図の一翼を担いました。
当館所蔵の「伊能忠敬関係資料」2345点は2010年6月29日、国宝に指定されました。
▼営業時間 09:00-16:30。16:05頃から大急ぎで見学です。
狭い展示室ではありましたが、狭い割には国宝たっぷりで見ごたえのある展示内容でした。ただ・・・伊能忠敬記念館の内部は一部を除いてほとんど撮影禁止です。
▼撮影できるエリアで興味深い展示を少しだけ撮影してみました。当たり前ですけど、全部手書きです
個人的に興味深い展示でしたが、何しろ展示スペースが「ええ???これだけ???」くらい狭いので、「これだけですか?」と学芸員さんに聞いてしまったくらいです(◎_◎;)😓
伊能忠敬記念館では国宝を拝見できるので、入館料500円は適正価格だと思いますが、興味が無い方は有料の記念館をSkip して、無料の「伊能忠敬旧宅」の見学のみで十分かもしれません。
▼パンフレット
伊能忠敬旧宅
伊能忠敬記念館を出て「樋橋=ジャージャー橋」を渡って対岸の「伊能忠敬旧宅」に行ってみます
伊能忠敬(1745-1818)が17歳から50歳まで30年余りを過ごした家で、国の史跡に指定されている。
醸造業などを営んでいた伊能家の土蔵造りの店舗のほか、炊事場、書院、土蔵が残っている。土蔵は古い様式を残し、また店舗と正門は忠敬が婿養子に入る以前に建てられていたことから、佐原でも古い時代の建物といえる。
小野川に面した旧宅の正面には「だし」と呼ばれる荷揚げ場があり、今は観光船の乗り場になっている。
また、小野川をはさんで建つ「伊能忠敬記念館」との間には、樋橋(通称:じゃあじゃあ橋)がかかっている。樋橋から流れ落ちる水の音は「残したい”日本の音風景100選”」に選定されている。
記念館と同様に、伊能忠敬旧宅も16:30閉館です。
▼屋内から見学
▼象限儀と半苑方位盤
▼中庭を散策
▼敷地内に川???と思ったらどうやら”用水路”みたいです。
▼「この一歩から測量の日」の碑
▼蔵??
▼これは、多分桜の木。この後、桜が満開になったことと思います
@16:25 閉館5分前、”伊能忠敬旧宅”見学を終えてホテルに戻ります。
▼”伊能忠敬旧宅”を出て撮影。
▼”伊能忠敬旧宅”並びのNIPPONIA HOTEL。
”佐原商家町ホテルNIPPONIA”チェックイン&お部屋編に続きます