13【愛媛県 2泊3日観光】: 国指定重要文化財 臥龍山荘(がりゅうさんそう) 臥龍院・不老庵 | せっかちOLの日本主要観光地を制覇する!

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日本国内の旅行に目覚め、飛行機や新幹線を使った日帰り旅行から2~3泊の日本国内旅行を楽しんでいます。目標は、日本国内の主要観光地、観光スポットをすべて訪れること!! 備忘録としてこれまでの旅行プランを少しずつアップしていきます。 

臥龍山荘 不老庵  @愛媛県大洲市 

 

【愛媛県旅行 備忘録】

NIPPONIA HOTEL大洲城下町宿泊:宇和島・大洲・佐多岬観光

 

【2日目】

[徒歩観光:大洲城下町散策走る人走る人走る人]

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臥龍山荘(がりゅうさんそう)

大洲神社から坂道を下っていくと、こんな角度で『臥龍山荘』とご対面です照れキラキラ 臥龍山荘は、約20分で観光しました。

 

▼裏口でしょうかはてなマーク 

 

▼壁と屋根の間のこの部分のこの文様下矢印、川の流れを表現していると思われますが、とっても粋でステキだと思いましたラブラブ(日本家屋の部位の名称が全然わかりません大泣き)蚊取り線香では無いと思います(*^^*)

 

こんな風に出会った『臥龍山荘』は、国指定重要文化財ですハートのバルーン 詳細は、下記ご参照下さい。

 

【大洲市観光情報サイトより】

臥龍山荘は肱川流域随一の景勝地「臥龍淵」に臨む三千坪の山荘で、大洲藩3代藩主加藤泰恒が「蓬莢山(ほうらいさん)が龍の臥す姿に似ている」ことから「臥龍」と命名したといわれています。
 

臥龍院・不老庵・知止庵の三建築はそれぞれ数寄をこらした逸品揃いであり、山々と肱川・如法寺河原の自然をとりいれた借景庭園は、自然と人工の典雅な調和をみせ、四季折々に違った顔を見せてくれます。庭園内や臥龍山荘から臨む趣深い景色には、まさに忘れかけた「茶の心」や「日本の心」が今なお息づいているといえます。

 

文禄年間、この地は藤堂高虎の重臣、渡辺勘兵衛が広大な屋敷を構えていたところで、「勘兵衛屋敷」の名で呼ばれていました。その後、この地をこよなく愛した泰恒公は、吉野の桜・龍田の楓を移植し、庭園に一層の風情を加えたため、歴代藩主もここに遊賞しましたが、やがて手を入れられることもなく荒廃していきました。
 

現在の臥龍山荘は明治の貿易商河内寅次郎氏が十余年かけて築いたものです。平成28年7月25日には臥龍院、不老庵、文庫の3棟が国の重要文化財に指定、さらに令和3年には庭園を含む一帯が国の名勝に指定され、その価値や魅力が高まっています。

 

 

臥龍山荘公式サイト

 

Japanese Beauty を体感できるステキな文化財ということは、十分伝わったと思います(*^^*) ここからは、私の『臥龍山荘』観光の記録です。

 

▼臥龍山荘は、お手洗いまで絵になります音譜 山荘敷地内にはお手洗いがありませんので、必要な場合はここまで戻ってくる必要があります。不安な方は是非入場前に・・・

臥龍山荘の一番奥にある『不老庵』でお茶のお点前をなさっていたお着物の皆様も、ここまで戻ってきていました。行ってみて理解しましたけど、想像を遥かに超える”超”長距離移動ですアセアセアセアセアセアセ おトイレの為にあの距離移動するなんて、自然現象のどのタイミングでおトイレに向けて移動を始めればよいのか、ちょっとよくわかりません・・・(◎_◎;) 普通、ギリギリのタイミング、ですよね・・・キョロキョロ

 

 

▼お手洗いの手洗い場は、こんなにステキでしたハートのバルーン

 

▼入口は、この階段を下りて右側です。

ここ、めちゃめちゃ混雑していましたので、できるだけ人が写り込まない写真を撮影する為に、終始大変な努力と忍耐を経験しましたアセアセ by せっかち。

 

▼あまりにも混雑していたので、先にこの階段を下りて先に肱川の川岸を散策しようかな??とも思いましたけど、後になったらもっと混雑しそうだったので、この時は下に降りることを思い留まりました。

 

▼人の流れが途切れるまで、忍耐の小休止ゾウゾウゾウ

めちゃめちゃ美しいです恋の矢ラブラブドキドキ

 

 

▼まだ前に人がいますけど・・・もう待つの限界。中に入りますニコニコ

 

▼このアプローチからすでに風情の塊ですハート

 

この備忘録を書くために公式サイトをチェックすると・・・・

 

下矢印下矢印下矢印このような記述大発見びっくり気づき気づき

 

臥龍山荘の門をくぐれば特徴的な石積みがすぐ右手に目に入り、「乱れ積み」「末広積み」「流れ積み」と変化を持たせた石積みの中に生きた「チシャの木」が繁茂し、自然と人工の共存を感じさせてくれます。次に石垣の中に埋め込まれた石臼に目をとられます。流れ積みの中に船に見立てた石があり、何かを語りかけられているようでもあります。

 

なになに、どういうことはてなマークはてなマークはてなマークと思ったら・・・下矢印下矢印下矢印 公式サイトからお借りした写真です。

こんなに大きな木が、ニョキっと石垣から突き出していたのに、まったく気づかず、完全スルーしてたみたいです(;^ω^)😲 木が石垣に溶け込みすぎで、何の違和感も感じませんでした(@_@。

 

この調子だと、人間の顔が石垣から出てても、気付かなそう・・・照れキョロキョロ 以前お笑い番組で見た、”サンドイッチマンが相方を喜ばせたい”、っていうやつ笑ううさぎ笑ううさぎ笑ううさぎ

 

 

▼振り返ってパチリ。

 

▼順路通りに進みます。

 

▼順路を無視して、左側のこの小さな門をくぐってしまいたい衝動を必死に抑えました照れ 順路的に、”今”ではありませんでした。こちらは、建物を見学した”後”です。

 

▼この建物の中に入って靴を脱ぐ > 入場券購入、ですが、私は3か所共通券(盤泉荘・臥龍山荘・大洲城)を盤泉荘で購入していたので、持っていたチケットを見せて処理してもらうだけでOKでした。

 

臥龍院(がりゅういん)

 

▼こういう感じ、めちゃめちゃツボですニコニコラブラブ

 

【公式サイトより】

臥龍院(がりゅういん)は、構想10年、工期4年、河内寅次郎がその情熱を最もそそいだ建物です。この母屋は周囲に調和した均整の美を取り入れ、屋根は茅葺、農村風寄棟の平屋建てとして全国各地より吟味した銘木を使用し、隅々にまで計算し尽くされた設計です。相談役に茶室建築家の八木氏、施工は大洲:中野寅雄、京都:草木國太郎の名大工が手掛け、建物細部には千家十職、絵画も当時の大家に手によるものです。材料の精選、着想の秀抜、加えて名工の卓越した技術が相まって里には稀な名建築となっています。

 

▼清吹の間(せいすいのま)

この部屋は夏向きに造られており、北向きで風通しがよく、天井は他よりも高く、涼しさを感じさせる細工が随所に見られます。
神棚の下の広い書院の欄間には、桜の花に筏で春、右側には水玉で夏、左側の壱是の間との間の欄間には菊水で秋、仏間のと間には雪輪窓で冬とそれぞれ水にちなんだ彫刻がなされています。

 

 

 

 

▼壱是の間(いっしのま)

この部屋は格調高い書院座敷です。丸窓、濡縁、障子戸、天井板などに桂離宮様式が取り入れられています。畳をあげれば能舞台となり、床下には備前焼の壺が置かれ音響効果を高めてあります。また、数寄屋部分との調和を図るための配慮も見られます。特に。床柱は杉の四方糸柾、長押は杉の磨き半丸太、欄間彫刻は優雅な野菊、鳳凰の透かし彫り、障子戸、天井板には春日杉の中杢を使用するなどの工夫が見られます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼大量のもみじ紅葉 秋には素晴らしい紅葉が見れると思いますもみじもみじもみじ

 

 

▼霞月の間(かげつのま)京都大徳寺玉林院の霞床の席に案を得ています。違い棚を霞に見たて、掛け軸には富士山が描かれており、丸窓の奥には仏間があり蝋燭の明かりが灯されると月明かりのようになり、月に霞で霞月の間というわけです。右手の襖もあえて鼠色で薄暮を表現し引手にはコウモリの細工が施されています。壁の一部を塗り残し、荒れた農家の風情を表し、さびさびの表現がされています。和紙で仕上げた天井、床柱を省いた通し落とし掛け、縁側廊下には仙台松の一枚板が使用され、時雨高欄など、細やかな細工が施されています。

 

▼霞月の間(かげつのま)から肱川が見えました。

これで、臥龍院の見学は終わりです。これからは、外に出て臥龍山荘敷地内を散策します。

 

▼やっと念願のあの小さな門をくぐります(*^^*)

 

▼臥龍院を外から撮影

 

▼外から眺める”臥龍院”もまた格別ですキラキラ

 

 

▼臥龍院を離れて、敷地内を散策します。

 

知止庵(ちしあん)

臥龍院と同時期に浴室として建てられた建物。昭和24年に内部を改造して茶室とされました。「知止」の扁額は大洲藩第10代藩主加藤泰済の筆です。陽明学者中江藤樹の説いた教えから「知止」という庵名が生まれました。壁の腰張には皇室の名代を徳川家で迎えるとき、その接待役を勤めた第3代藩主藩泰恒の「茶方日記」の反古です。

 

”ひっそりと佇む”という言葉がありますが、これ、まさにそれ照れ笑ううさぎ 浴室 >> 茶室へのリノベ。斬新ですびっくり気づき

 

 

 

▼”知止庵”を表から撮影。お茶室の入口が見えます。

 

 

▼もみじの枝ぶりが見事ですキラキラ 真っ赤に色づいたもみじを妄想中もみじもみじもみじもみじもみじ 

みずみずしい新緑のもみじも、とてもステキですキラキラ

 

潜龍洞(せんりゅうどう)

潜龍洞は氷室(ひむろ)で、現代の冷蔵庫にあたる場所だそうです。

 

 

不老庵(ふろうあん)

臥龍淵を眼下に見る崖の上に懸り造りに建てられた数寄屋造りで、庵そのものを船に見立てて作られており、天井は竹網代一枚張りを船底の形のような形にしてあります。対岸の冨士山右端から月が昇り、天井に反射して部屋を明るくする巧妙な趣向が施されています。床には2間幅の仙台松の1枚板を使用し、2間の曲がり竹を落とし掛けにし、違い棚をつけない簡潔な仕上がりです。
入口縁続きに大徳寺庵孤篷庵に見るような素朴な意匠の茶室があり、外に出て裏に廻ると生きた槇の木を使った「捨て柱」が見られます。これは建築当時、懸り造りの基準に使われたもので建てられています。

 

▼不老庵&もみじもみじもみじもみじ

 

▼不老庵の右側から肱川を撮影。究極のチラリズム恋の矢ラブラブドキドキ 木々のすきまからちょっと見える景色が、なんともSexyラブラブ

 

▼きゃーーーハート飛び出すハート もう最高です。

 

▼まじで、何ここ飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート Unbelievable な趣ですラブラブ

 

 

 

 

 

 

不老庵に上がって、畳の上で抹茶と和菓子のお点前を頂くことが可能です。お値段は確認しておりませんが、多分500円位が相場かな?と勝手に思っています。貸し切り状態だったら、是非頂きたかったのですが、すでに数名畳に座っていらっしゃる方が見えて、そして続々と人数が増えて参りましたので、私はここで退散です。

 

混雑もそうですけど・・・

 

本当は、正座が無理でした(*^-^*)宇宙人くん

 

▼不老庵でのお点前は、こんな感じでお抹茶と和菓子が提供されるようです。畳、直置きなんですね・・・(;^ω^) せめて、漆器のトレイ、とかに乗ってて欲しい感じがしますけど・・・アセアセ 独り言です。

 

 

素晴らしい景色でした。ここに来れて、本当に幸せです照れラブラブドキドキ

 

大満足でHappyラブラブ Happyラブラブ 来た道を戻ります走る人走る人走る人

 

▼”臥龍院”に戻って参りました。

 

▼何故か、行きと帰りの景色が全然違う感じがいたしますニコニコ

 

これで、臥龍山荘を離れます。臥龍山荘、最高でしたハートのバルーン

 

次は、臥龍山荘の門の前の階段を下りて、肱川沿いを散策致します。

この階段を下りて肱川の河原を散策する観光客は、多くありませんでしたので、とても快適に観光できました。臥龍山荘があんなに混んでいたのに・・・(◎_◎;) 

 

どうやら、多くの皆様は臥龍山荘を見学したら、以上!って感じみたいです照れ 川沿いまで降りてくる人は、超少数派でした。

 

つづく音譜音譜音譜