4. 京都・滋賀 日帰り旅行 【観光スポットレビュー:比叡山延暦寺編】 | せっかちOLの日本主要観光地を制覇する!

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日本国内の旅行に目覚め、飛行機や新幹線を使った日帰り旅行から2~3泊の日本国内旅行を楽しんでいます。目標は、日本国内の主要観光地、観光スポットをすべて訪れること!! 備忘録としてこれまでの旅行プランを少しずつアップしていきます。 

比叡山延暦寺 横川 『横川中堂』 
 
京都・滋賀 日帰り旅行 備忘録

京都・滋賀 日帰り旅行 白髭神社~竹生島~比叡山延暦寺~伏見稲荷大社 【観光スポットレビュー:比叡山延暦寺編】

 

【観光地レビュー】

■比叡山ドライブウェイと奥比叡ドライブウェイ

観光直前に一応、比叡山ドライブウェイと奥比叡ドライブウェイについて検索してみましたが、なにやら通行の仕方によって料金が異なるらしく・・・いろいろと説明されておりましたが、よくわからなかったので、とりあえず旅行プラン通り&ナビ通りに通行しました。

 

上記の地図でいうと、琵琶湖川向かって右端の『仰木ゲート(料金所)』から、左端の『田の谷ゲート(料金所)』まで通り抜けながら、比叡山延暦寺の3つのエリアを順番に、横川(よかわ) ▶ 西塔(さいとう) ▶ 東塔(とうどう)、の順番に観光してまいりました!比叡山延暦寺を参拝するには、必ずこの比叡山ドライブウェイと奥比叡ドライブウェイを通って、通行料を払って、目的地に行くってことですねビックリマーク

 

いろんなところで、通行料が高い!!という声が上がっておりますが、仰木料金所▶田の谷料金所料金は定価2430円、ネットに掲載されているクーポンを使って2200円、って感じでした。まあ、あのクネクネした絶景ルート、メインテナンスも大変なことでしょうし、あの道路のお陰で比叡山を車でサクッと登れるのですから、あまり深く考えずに絶景&くねくねドライブを楽しむといいかな?と思いました。走っているだけで気持ちがいい絶景ドライブルートです音譜 

 

ドライブ中写真を撮っていないので、比叡ドライブウェイ公式HPからこのような美しい写真をお借りしました。私がドライブしたのは、真夏なので、青々とした木々の緑と苔が印象的でしたが、秋になるとこんなに木々が色づくのですね。。。まったく違う景色です!次は、秋に行ってみたいかなぁ~、

 

■比叡山延暦寺

超独特でめっちゃ見にくい比叡山延暦寺のHPよりダウン

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「延暦寺」とは、比叡山の山内にある1700ヘクタールの境内地に点在する約100ほどの堂宇の総称です。延暦寺という一棟の建造物があるわけではありません。比叡山の中を地域別に、東を「東塔(とうどう)」、西を「西塔(さいとう)」、北を「横川(よかわ)」の三つに区分しています。これを三塔と言い、それぞれに本堂があります。

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今回は琵琶湖側からアプローチしましたので、横川(よかわ) ▶ 西塔(さいとう) ▶ 東塔(とうどう)、の順番に参拝しました。各エリアに、御本堂や仏教建造物が点在していますので、全部くまなく参拝しようと思うと、まず車で駐車場から駐車場へと移動する必要がありますし、各エリア内でも結構歩きますし(西塔除く)、しっかり参拝しようと思うとそれなりに時間がかかります。杉林で真夏でもわりと涼しいエリアもありましたので、お散歩にも気持ちのよい場所だと思いました。

 

 

▼横川(よかわ)

とにかく、広~~~いいい!地図は持っていましたが、無視して適当に歩いていたら、道に迷いました。。。ダウン こちらが、横川エリアでメインとなる、『横川中堂』 。気が付くと、ガチのお墓だらけで、超びっくり!

(横川では、3枚しか写真を撮っていないので、トップ画像に続き再びこちらの写真登場。てへぺろ

 

駐車場からしばらく歩いて、まだぁ~~???やっと着いた~みたいな。下から見上げると、その建物の美しさと荘厳さに圧倒されます。横川中堂は、靴を脱いで中に入って参拝できるんですね。最初は、ええ??いいのぉ~?と思いましたが、お寺は割とそうですよね・・・真夏の暑い時期の参拝で、お寺の中も結構むしむししていて、思わず御本堂の中から回廊に出ると、さぁ~~っと物凄く冷たくてさわやかな風が吹き抜けたんですね。今でもその風の心地よさを体が覚えている位です。あの風、何だったのでしょうか・・・?蒸し蒸ししていたのに。。。横川は、どこまで歩いても高く高く空に向かって伸びる杉林が続きます。

 

横川エリアで、私が一番気に入った場所は、こちら『恵心堂』です。ちょっぴり大原三千院を彷彿とさせるお姿ですが、横川の中でとても特別な空間でした。紅葉の時期は、この緑色のもみじが真っ赤に染まるそうです。ラブラブ ちょっと外れたところにありますが、是非足を延ばしてみてください!

 

 

▼西塔(さいとう)

西塔で一番有名なのは、恐らくこちらのお写真かと思います。

常行堂・法華堂(にない堂)

 

この奥、確か階段を下りていくと立派な御本堂がありました。ただ・・・横川を観た後ですと・・・あれ??もう終わり??? って感じでした。なので、さくっと次へ!

 

▼東塔(とうどう)

比叡山延暦寺のメインは、東塔(とうどう)です。(※でも横川も是非!)東堂がまさに延暦寺発祥の地であり、伝教大師最澄が延暦寺を開いた場所なんですね。建物の数も、雰囲気も、広さも、風情も、お手入れもずば抜けていました。ただ・・・まさにメイン中のメインである 『根本中堂(こんぽんちゅうどう)』が改修工事に入っており、外観がすっぽり別の建物に覆われてしまっておりました。。従って、残念ながらその外観を拝見することはできませんでしたが、内観は可能でしたので、靴を脱いで広いお堂の中を一周。ご本尊の薬師如来様にしっかりと手を合わせて参りました。内部も工事の足場だらけで・・・そして埃っぽくて・・・ハウスダストアレルギー持ちには、ちょっと過酷な環境でしたショボーン 修復が完了するまで数年あるようですが、完成しの折には是非再訪したいと思います。根本中堂の中をまわりつつ・・・傷だらけの古い円柱に手を置いてみたり。。。なんとなく、チベットを思い出しました。。。全然違うんですけど、なんとなくね。

 

『根本中堂』 公式HPより。

 

根本中堂の目の前には、このような急な階段が!!普通は階段絶対上りたくないのですが、この時はなぜか ”階段の先にになにがあるのでしょう・・?”と思い、のぼってみました!

 

階段の先にあったのがこちらの『文殊堂』 階段を上がって2階にも入れるようになっておりました。こちらも、そろそろ修復でしょうか・・・?

 

そして、この『東堂』のエリアで私が一番気に入った場所は、こちらダウン。『阿弥陀堂』と『法華総持院東塔』。太陽が西にしずみかかっており、西日がとてもまぶしくて、写真にもまぶしさが出てると思います。美しい!のひと言。

 

阿弥陀堂も、靴を脱いで中に入って参拝できましたので、なんだかまったり・・・ものすごく落ち着く場所で、驚きました。せっかちで普段あまりじーっとしていられないのに、なぜかここではぼーーと・・・・何も考えずにお堂の中で穏やかな時間を過ごすことができました。何と言いますか・・・阿弥陀如来様の包容力、半端ないですぅ~~ニコニコ こちらが、比叡山延暦寺の中で最後に参拝した場所。そして、いちばん好きな場所となりました。

 

比叡山延暦寺の歴史を考えると胸が痛くなりますが、現在のお姿は、どこもとても穏やかで、自然豊かに美しく、魅力的な場所でした。どこで聞いたのが思い出せないのですが、歩いているとふとした時に遠くから聞こえてくる激しめの読経の声が、雰囲気を一層盛り上げてくれました!読経の声って、なんだかとても心地いいですよね。。

 

さて次は。。東堂を出て、比叡ドライブウェイを南下。京都市内まで一時間位かなぁ~~と思いながら気持ちよーくドライブしていると・・・京都市内に近づくにつれだんだんとスローダウン。。。やっぱそうでうよね。。渋滞にはまりました。さっきまで、緑色一色の大自然の比叡山にいたと思ったら、今度は京都市内都会のプチ渋滞。ある意味、なんて幸せなラブラブ

 

夕焼けの伏見稲荷大社、間に合うかなぁ~~?