金沢・和倉温泉・能登旅行 備忘録
金沢・和倉温泉・能登旅行 2泊3日 【和倉温泉 加賀屋】
■1泊目
和倉温泉 加賀屋 ： 能登渚亭 63m2 ベッドルームのあるお部屋
- ”究極のおもてなし”ということで何度かテレビで拝見していたので、是非行ってみたいと思っていました。
- 台湾の北投温泉にある加賀屋『日勝生加賀屋国際温泉飯店』には以前宿泊した経験があり、ここはやはり本家に！ということで、是非。
- 畳の生活に慣れていない為、予算内でベッドルームのあるお部屋、という条件の中で能登渚亭のこちらのお部屋を選びました。加賀屋には、下記5つの棟とフロアに客室のプランが分けられており、さまざまな需要に対応できるよう考慮されているようです。あらゆる要望に応えようとする姿勢、凄すぎます！、
- 浜離宮のお部屋・・・憧れますけど、高すぎです
【ホテルレビュー】 ※長くなりました・・・m(_ _)m
- 和倉温泉駅に到着すると、加賀屋のお迎えバスが待っていてくれました。加賀屋グループの、『虹と海』、『あえの風』、『松乃碧』に宿泊客をお送りして、最後に『加賀屋』に。バスが到着すると、数名のお着物を着た仲居さんやスタッフの皆様（多分女将さんも）がバスをお出迎えして下さいました。（TVで見るほどの数ではありませんでした。
台湾店では、お着物の仲居さんたちが2～3列になってお出迎えくださったので、それはもう、圧巻でした！日本と台湾店、まったく同じコンセプトと徹底した社員教育で運営されているように思います。 - バスを降りたところから、さっとお荷物を運んで頂き、チェックインのお手続きを終えると、その瞬間から担当の仲居さんがチェックアウトとお見送りまで、あらゆる面倒を見てくださるという感じでした。痒い所に手が届くって、こういうこと？と滞在中はずっと思っていました。
- お部屋に案内をされると、仲居さんがお茶を入れてくださりスイーツを頂きました。サイズの合った浴衣も、こちらが何も言っていないのに多目にご用意頂きました。浴衣って、一度大浴場に行くともう汗でびしょびしょになるから、毎回浴衣を変えられるのはとても気持ちがよかったです！就寝用の浴衣も必要ですね。
- お部屋は、オーシャンフロントの絶景！広さも申し分ありませんでした。そして、和室とは別にベッドルーム！リクエスト通り、Goodです
- 露天風呂付のお部屋ではなかったので、大浴場を利用しました。加賀屋は旅館自体歴史がある為、大浴場も新しいってわけではありません。むしろ古い感じがしました。でも広々として体の洗い場もたくさんあり、丁寧にお掃除されている感じがしました。もちろん露天風呂もあります！、
- 和倉温泉 加賀屋の泉質は、塩味が強い『ナトリウム・カルシウム-塩化物泉（高張性弱アルカリ性高温泉）』だそうです。海の目の前ですものね。塩分入りますよねーー。大浴場は早朝5：00～25：00まで。何度も足を運びました！けど、長湯はできませんでした。割と温泉成分が強い感じでした。
- 脱衣所のスペースも広々、常にスタッフの方常駐で隅々までお掃除が行き届いており、アメニティや物品類の補充も完璧でした。特に、大量に高々と整然と美しく積み上げられた真っ白なバスタオル類は圧巻。どうぞ、『お好きなだけ、気の済むまでお使いください』 と言われているようで気持ちよかったです。温泉水の塩分のせいで、指の傷に少し沁みた為、脱衣所のスタッフの方に、バンドエイドを1枚いただけますか？と伺ったところ、立派な薬箱をお持ちいただき、消毒やらクスリやら。。。あれこれあれこれ・・・バンドエイドの予備もたくさんいただきました。やさしくて、涙が出ました。
- クールダウンスペースのパナソニック製の高級マッサージチェアも利用させて頂きました。やっぱ、高級ラインのマッサージ機は、実家にあるものとは全然違う！！と思いました((笑))
- 加賀屋は、あんなに広くて大規模な旅館なのに、どうしてあそこまで徹底したクオリティの高いホスピタリティレベルが保てるのか、本当に不思議です。社員教育がどれほど大変なことか、お察しいたします・・・本当にすごいです。
- 広々とした館内には、たくさんのお土産屋さんがあり、庶民的で一般的なお土産から超高級ラインのお土産まで、楽しくショッピング＆ウインドウショッピングできました。新鮮な魚介類を販売する朝市もありました。
- 大浴場からお土産屋さんが並んでいるエリアの途中には、生演奏を聴きながらお酒を飲めるラウンジのような場所もあり、Goodでした。何しろ、滞在期間中全然飽きません！
- 能登渚亭のお部屋では、夕食・朝食ともにお部屋食。夕食はフルコースの懐石料理を頂きました。このお料理を頂くテーブルには、ふっかふっかの分厚いお座布団が置かれた漆塗りのような座椅子に、脇息（肘をおいて休ませる、よくお殿様が使ってるやつ）も用意されており、まるでお殿様になったような気分になりました。お食事は、一品一品、担当の仲居さんが都度襖を開けて、正座の体制のまますりすりと上手にテーブルまで配膳してくださいました。そして、お料理は一皿一皿、芸術的に盛り付けされていました
懐石のコースですので、10品以上はあったと思います。ってことは、10回以上すりすりと。。。なんか、とっても恐縮してしまいました。何しろ、パンピーですから（(笑)）お料理出しのタイミングも絶妙で、見えてる？？って思う位で、さすがです！ お料理のお味は、和食があまり得意でない私でも十分美味しく頂けるもので、特にのどぐろと能登牛、最高でした～～
- チェックアウトの際、ちょっとだけ咳き込んでしまったんですけど、すると間髪入れず担当の仲居さんが、さっとのど飴を差し出してくださいました。1個や2個じゃありません。普通にお土産として販売している飴、一袋です。 少し離れたところで、見ていてくださったんですよね・・・凄すぎます。
- チェックアウト後は、加賀屋の送迎バスで和倉温泉駅までお送り頂いたんですけど、バスが出発する際は加賀屋名物のザ・お見送り！担当の仲居さん、女将さんをはじめ、手の空いていた仲居さん（でしょうか？）やスタッフの方々に、手を振ってお見送り頂きました。素敵です！後ろ髪を引かれる思いで加賀屋を後にしましたが、もうすでに『また来ぉぉようっと』って思ってました
- 加賀屋から徒歩2～3分の場所に、有名パティシエの辻口博啓さんのカフェ（＆ちょっとしたMuseum） 『ル ミュゼ ドゥ アッシュ 和倉店』 があったので、絶対行こう！と思っていたのですが、何しろ加賀屋自体を満喫していたことと、翌日の観光プランもガッチガチに決まっていたので、どうしても立ち寄ることができず・・・次回絶対に！！（本当に、次回行きました）
- 噂を上回るホスピタリティでした！加賀屋、何度でも行きたいですね！
