魂のジュリエッタ
死ぬまでに観ねばならなかった1本
フェデリコ・フェリーニ監督45歳のときの作品
主演は夫人ジュリエッタ・マシーナ
自分のカミさんを主演させ
おまけにタイトルに
本名を付けるなんて
周防正行監督でもやっていない

 

「魂の」と付く割りに
カミさんを褒め称える内容ではない
主人公は旦那の寝言から
浮気を疑い浮気相手の家へ
押しかけるが会えず
旦那を問い詰めても
ホニャホニャとはぐらかされ
おまけに旦那は浮気相手と
旅行に出かけてしまう

 

フェリーニ映画は全て自叙伝的と
言われているが
あってもおかしくなさそうな話

 

回想シーンに登場する人物は
全てエキセントリック
女性がかぶっている帽子は
全て奇怪(キッカイ)
ニーノ・ロータの音楽は
サーカスのBGMみたい
まさにフェリーニ・ワールド
フェリーニの脳内からのアウトプット

 

フェリーニは実際にサーカスでピエロを
やっていたことがあり
この映画の5年ほど前から
みた夢をきちっと記録していた
とIMDBに書いてあった

 

甘い生活(1960)に出てくるパパラッツオという
役名の有名人撮影専門の写真家が
パパラッチの語源だ
というトリビアも書いてあった

 

最後に彼の言葉
「全ての芸術は自叙伝的だ
 真珠は牡蠣の自叙伝だ」

 

2011/2/13(日) 午後 1:56

 

ギャルリももぐさへ再び行く
前回行ったときに
襖の引き手のことを
書いたが(イマジネーションの限界
写真の反対側の引き手が
「斜め左上に蝶の頭頂がくる」
と書いていた

 

単なる思い込みだった
頭頂部は左下向きだった
おまけに
蝶の胴体部分が
「ちょうつがい」になっていて
襖の開閉の際に
蝶の羽をつまむことができる
ようなっていた

 

蝶の形をした蝶番

 

いつ頃作られたかは
分からないが
洒落っ気のある職人さん
いや
アーティストだ

 

2011/2/7(月) 午後 10:27

某隣国へ単身赴任中のH君が
その国の正月に当たる休暇で
帰国した

H君は高校、大学の同級生
もう32年の知り合い
カミさんより長い

お土産といって
タオルをくれた

有名なLV社の手拭いか
と思ったが
タグを見たら

Made in paris
だった

えっ、パリ
都市?
国じゃないの
おまけに
何でpが小文字?

某隣国に言いたい
GNPが世界2位に
なったといっても
僕らは中学校1年の
英語の授業で
都市の名称は
大文字ではじめると
習った

それがinternational ruleでしょ
国際土俵に立つなら
国際ルールを守ってこそ
経済大国でしょ

戦うアラヒフここにあり
Yes!

 

2011/2/6(日) 午後 9:23