こんにちは!
インターンの吉川です。
今朝、出勤途中で金木犀の香りがふわっと漂い、秋の訪れを感じました。
金木犀は日本で自生しない木だそうで、人の手で植え育てなければならないそうです。
そう考えると、「この街に金木犀を植えた人がいるんだな」と、なんだか愛おしく感じられますよね。
さて、本日はPORTER'S PAINTS JAPAN(以下、PPJ)の一般営業に同行させていただきました。
最初のお客様は、ご夫婦と少しシャイな4歳のお嬢様の3人ご家族でした。
まだ竣工まで時間があるとのことで、塗料の種類やペイントレクチャーについてのご説明が行われました。
ご家族3人でペイントレクチャーを受けている様子は、とーっても微笑ましい光景でした!
ポーターズペイントの塗料としての品質が良いのはもちろんですが、お客様ご自身でペイントできる「セルフペイント」という体験価値の大きさを改めて感じました。
建物の柱に子どもの身長を記録するように、きっとポーターズペイントを塗った日の思い出も、その後についたキズや汚れも、すべてが家への愛着というかけがえのない思い出になるのではないかと感じました。
続いてのお客様は、若いご夫婦でした。
2回目のご来店とのことで、今回はカラー選定、養生、ペイントレクチャーに同行させていただきました。
カラー選定では、一口にグレーと言っても実に多様な表情があり、お客様へのヒアリングを通じて、どのような色を提案し、納得して選んでいただくかが重要だと学びました。
また、ペイントレクチャーを受ける前は「頑張れば夫婦2人でできるはず!」といったご様子でしたが、レクチャー後は「これは友達も呼んでみんなでやろう!」という反応に変わっていました。
これは決してネガティブな反応ではなく、私は非常にポジティブな変化だと捉えています。
家つくりというと、ご夫婦やそこに住む方々だけで完結してしまいがちですが、本来はもっと周囲を巻き込んでも良いのではないでしょうか。
「ペイント」を「イベント」として捉え、多くの人に関心を持ってもらい、皆で家つくりをする。
個人邸であっても、そんな楽しい家つくりができる可能性を感じました。
その後はワークとして、私なりに床材に合うカラー選定に挑戦させていただきました。
① ファミリーのお客様を想定:北欧スタイルをイメージし、黄色のアクセントをポイントにしました。 ②カップルのお客様を想定:モンドリアンカラーを参考にし、ベースカラーの黄色味を強くしすぎず、全体的な調和をとりました。
③男性のお客様を想定:シックなスタイルにまとめましたが、これがなかなか難しかったです。
どのようなお客様に、どのようなライフスタイルや好みをイメージして提案するのかが、非常に重要であると実感しました。
今回の来客同席を通じて、PPJ一般営業の提供する価値は、単に質の良い塗料に留まらず、「セルフペイントという体験」そのものにあると感じました。
お客様が塗料を選ぶ過程やレクチャーを通して、「家」が単なる建物ではなく、「思い出や繋がりを育む場所」へと変わっていく様子を間近で見ることができ、大変貴重な学びとなりました。
今後もインターン活動を通じて、お客様にとっての豊かな暮らしとは何かを追求していきたいです。
