NENGO工務店~ インターンブログ 最終回 ~
こんにちは、インターンの吉川です!
昨日はPPJでのインターンに参加させていただきましたが、本日は、再び工務店でのインターンに参加しています。
今日は、最近竣工したばかりの「生田緑地の家」の内覧会に同行させていただきました。
実はこの「生田緑地の家」、私にとっては初めてではなく、今回が2回目の訪問です。
さかのぼること4か月前、、、
社長との最終面接の前に、半日インターンとして上棟のタイミングで現場を見学させていただいたのが最初でした。
上棟の日は、多くの大工さんが総出で集まり、一日…いや、半日ほどで骨組みが組み上がっていく様子に圧倒されました。
部材を運び、手際よく作業する職人さんたちの姿は、まるでお祭りのように活気に満ちていました。
その日の朝、ご挨拶をしたご近所のおじいちゃんが、昼ごろ再び通りかかって、「あっという間にできるんだなぁ」と驚かれていたのが、今でも印象に残っています。
そして今回、その家が完成した姿を見ることができ、とても嬉しく思いました。
見学会では、街・暮らし事業部、工務店、そしてPPJのスタッフの皆さんから直接お話を伺い、実際に見て・聞いて・触れることで、より深い理解を得ることができました。
その中で、皆さんが繰り返し口にされていた言葉があります。それは「経年優化」という言葉です。
これは「経年劣化」の反対の概念で、時の流れとともに価値が下がるのではなく、むしろ時間が経つことで味わいが増し、魅力や価値が高まっていくという考え方です。
建物そのものは年月とともにどうしても古くなっていきますが、そこに重ねられる「時間」や「思い出」、「記憶」といった無形の価値が建物に付加されることで、ただのモノではなく、“壊したくない家”になっていくのだと感じました。
少し話は変わりますが、私が個人的に「生田緑地の家」で特に好きなのは、2階の窓です。
そこから見えるのは、生垣や生い茂った木々があり、一見すると何気ない風景ですが、窓枠を通してその風景を見ると、不思議と愛おしく思えるなと感じました。
本日で工務店のインターンは一区切りとなります!
多くの現場に足を運ばせて頂き、大学の授業では知りえないことを多く学ばせていただきました。
工務店のみなさん、お世話になりました!!!!

