ソフトバンクが2年連続のリーグ制覇しました。
ファンの皆様、おめでとうございます!
終わってみれば圧勝でしたね。
一時期、借金7で最下位の時期もありましたが、4試合を残して貯金33の84勝と、昨年より少し勝星が少なくなった程度ですが、6月以降は昨年よりも勝率が高く、強さが際立ってました。
オールスター前、7/21の時点で、Fsは貯金21、Hが貯金17で2ゲーム差でFsが首位でしたが、そこからHは貯金を倍増。
この時点で2チームは89試合消化しており、残54試合でした。
つまり、Hは50試合を33勝17敗、勝率.660で消化していた事になります。
2勝1敗のペースですね。
一方、Fsは51試合を27勝23敗1分と勝率.540で貯金は4つしか作れませんでした。
それでも5割を超えているとも言えますが、6月以降2勝1敗以上のペースで勝ってきたチームにとても対抗できませんでしたね。
やはり、強いチームってのは、後半戦はしっかり勝ってます。
Fsは失速したとは言えない数字なのですが、転機はオールスター明けの1試合目。
先発はルーキーの柴田投手でした。
この試合の勝敗ってのは自分はどうでも良くて、追い上げてきてるHとのマッチレースで1試合の重みが違ってくる試合に、成長とか経験とかそんなのはどうでも良くて、勝てる確率の高い選択をしていくのがベンチの役目であり、それがチーム全体の気を引き締める事になるのですが、Fsはそれを選択しなかった。
結果、実力があるのに、イマイチ緩んだ雰囲気が漂い、それとともにあれだけ鉄壁だった先発陣の崩壊が始まりました。
そりゃあ、そうだよね。
後半戦に向けて前半戦、ゆとりローテとかで、個人成績よりもチーム事情いや、自分達選手の事を考えた起用だと思ってたのが、蓋を開けたらずっと育成と経験。
気持ちが入らないのも当たり前なんですよね。
つまり、ベンチはやってはいけない一手を、あろうことか後半戦の初戦にやってしまった。
その後も、実績のある投手の使い方には疑問が残る起用、継投ばかりで、加藤投手はそれで死んじゃいましたね。
山崎投手も同様です。
野手陣も普通は目的をはっきりさせるために、選手の疲労は考えても打順はある程度固定させて、役割をはっきりさせるのがメンタルな部分でのケアのはずなのに、昨日は4番、今日は2番なんて起用を毎日されたら、そりゃあ打線も安定した成績は残せないでしょう。
最近ではレイエスを2番にして2日、打線が良い結果だったのに、翌日からガラッと打線を変えて、2日連続で完封負け。
なんで打線をイジったのかと思ったら、何とレイエス2番は横尾コーチの進言だったとデカデカと報道され、賞賛の声が大きかったのが原因かと勘ぐってしまいました。
つまり、新庄がそれを嫌ったって事。
朝4:00まで考えたとか抜かしてましたが、結果、最悪でしたね。
この辺の事はまた、シーズンが終了したら書きます。
しかし、今年で新庄政権が終わり、来年からは常勝軍団になると思っていたら、まさかの続投基本線のような報道。
新庄はフロントに一任するとか、心にもない事を言って関心を引いてますが、ちょっと人間性を疑いたくなる言動ですよね。
やりたいなら、フロントは続投を要請してるのだから、やりますって言えばいいのにさ。
何かね、人間的に信用できない人なんだよね。
外面ばかり気にして、目上の人には丁寧に接して、自分の手柄になるような事しか表に発しないし。
本拠地最終戦のセレモニーでの発言なんて、レイエスが2冠王になったのは俺様の起用でとれた発言もあったし、Hは負けてくれるからとか言うし、言ってはいけない事を平気で言うのが信じられないんだよね。
何度も言ってるけど、このチームは4年前にフロントが大きく舵を切ってベテランを放出し、実績のない若手ばかりのチームにしました。
誰が監督をやっても全選手にチャンスは与えるし、逆に言えば新庄がやったような事しかできなかったんですよね。
その時から、清宮、万波、野村は成績を残せる匂いがプンプンしてたし、新庄が監督でなければ2年前に優勝してたと断言できるし、今年も間違いなく優勝してたでしょう。
とは言え、優勝してないけど、最下位から(この表現、よくマスコミは使うけど、最下位にしたのは新庄なんで。その前は最下位じゃないからね)、優勝争いするまでになったのは確かなんでね。
エスコンは予想に反してチケットがとれない程、バブルだし。
球団にとってはとても良い事だからね。
また書きます。
Hファンの皆さん、本当におめでとうございます。
小久保監督は有能ですよ。