■ナードアロマテラピー協会山梨農場実習ツアーレポvol4精油の蒸留編

つみとったローズや、カモミール、のいい香りに包まれながら

今度は座学です。

農場の四季と、植物、農薬検査の実態、水蒸気蒸留器など限られた時間の中で

ナードのスタッフの方々が、色々とレクチュアしてくださいます。

実際の蒸留器も見学。
ちょうどローズウォーターの蒸留中でした。

 　 
  　 
 　
  　
 

まだまだアロマの国内での本当の基準づくりが確立していない中、
こちらの研修所で各芳香植物のベストな蒸留条件を、

メーカーであるプラナロム社に提出して、
どの植物を、どのタイミングで、どう収穫したら、望む成分が取られるのか、

なるべくその条件で蒸留してもらうように、
膨大なデータづくりを日夜してくださっているスタッフのみなさま。

私はなんだかんだと５回目の参加となりますが、何度お話しを聞いても、
安全で、それがきちんと証明されている、精油を届けたい、
そういうスタッフの方々の熱意と、熱い思いを感じずにはいられません。

よくプラナロムを現地ベルギーで購入するとお得だとか、
並行輸入品のほうが、お得という話を聞きますが、
日本向けに輸入している製品には二度の成分分析
農薬検査がされているという点で、ベルギーよりも
より、厳格な基準をクリアしているものであり、
別物であるということ。
これだけ徹底して作られている精油は他に例を見ないと思います。

香りを嗅いでリラックスするだけならまだしも、
美肌、スキンケア、健康維持に役立てるアロマでは、品質にこだわることは
絶対条件。アロマテラピーの効果も発揮できませんよね。

そしてこの実習では、必ずアロマクラフト実習もあります。

今回はここで取られたラベンダー＆ペパーミントを
つかってのパフュームコロンづくり。


 
香りがフレッシュで野性味を感じる２つの精油でした。

 
ということで４回に渡った、レポもこれで終わり。
あとは、ブログやメールで感想を書いてくださってる方の
リンクをまとめてレポは終了となります。

毎年のことながら、この研修では
人と人との心のふれあい、
そして、植物がどうやって私たちの手元にやってきて
精油として、いろんなことを私たちに恵みとして
与えてくれているのか、そんなことを改めて考えることができる
とても貴重な体験です。

そして、はじめての方の参加があっても
必ず和気藹々とみんな打ち解けて、仲良くなる、
その根底には、みなさまの優しい気持ち、
アロマを愛する気持ちでのつながりがあるんだということを
毎回感じずにはいられません。

改めまして
ご参加のみなさま、また今回３スクール合同での開催となっての中部の先生方、
ナードのスタッフの皆様方にココロから感謝、ありがとうございました。

そしてまた来年、山梨でまたこの実習にご一緒しましょう。

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