みなさま、こんにちは!
楽しみにしていた、
愛知県美術館で開かれている
大ローマ展
=栄光の都ローマと悲劇の街ポンペイ=
に行ってきました。
「人類が生み出した最強の国家」といわれる古代ローマ帝国の遺産、
現在に伝わる壁画・彫刻・工芸などの美術品の数々。
オクラヴィアヌスや、カエサル、アグリッパの大理石の胸像。
こんな風に発掘から発見されたらどんな気持ちだったでしょうね・・・
(↑画像は美術館HPよりお借りしました)
そして現代の生活の中にそのままあっても決して違和感のない完成度の高い、
調度品の数々。これがキリスト誕生前後今から2000年ほど間に、
起こっていた文化なのだと思うと、
ほんとにすごいなあ~ という以外に言葉が出ません。
2000年前ですよ、2000年・・・・
そして、今回特にすばらしかったのは、
ヴェスビオ火山の噴火によって埋没し、1800年の時を経て発掘されたポンペイの街の遺跡、
その中の一般住居の壁画の再現がすばらしかったです。
画像ではわかりにくいのですが、住居の居間に描かれた壁画をシアターでも
見事に再現してくれます。
こんな鳥や、植物、演劇の仮面(上部の人の顔のようなもの)に囲まれて
古代ポンペイの人たちは何を考えていたのでしょうね。
今のような現代を予測したのでしょうか・・・・
すごく古い映画ですが、
このポンペイの街の消滅を描いた映画 「ポンペイ最後の日」
ほんとうに小さな頃、父と日曜洋画劇場で見て、ハラハラドキドキした覚えがあって
今でも強烈なインパクトがあります。
今は検索しても出てこないぐらいの古い映画なのでしょう。
そして、以前にも紹介したこちら!
エミー賞を受賞した
ローマ帝国の愛と陰謀の日々を描いた
- こちらを見てから、美術館に足を運ぶと、また違ったイメージに見えるかも知れません。
- 3月22日まで愛知県美術館にて公開中です。
しかし、とてもたくさんの方で賑わっていましたが、
- 私の近くでちょっとお年を召した女性がひとつとつの展示品の解説に
- うんうん、ほおお~と静かに感嘆しながら、ご覧になっていたのがとても印象的でした。
- 歴史は人を惹きつけるのですねえ~