みなさま、こんにちは！
昨日に引き続き、ナードアロマテラピー協会の山梨農場のレポです。
摘み取ったローズは、蒸留用とお持ち帰り用で、こんなにたくさん
香りがほんとにすばらしい！
市販品のローズの香りはどこか、ひなびたような香りがしますが、
天然のしかも、摘み立てのローズの香りは、心を豊かにしてくれるような、ピュアな香りでした。
あ～香りをお届けできないのが残念です。
一番良い香りの時につみ取ったものは、急速冷凍で保存しておくこともあるそう。
奧はカモミールジャーマン。
↓こちらが蒸留器。これからパーツを取り付けて、蒸気でローズを閉じこめて蒸留します。
一番のポイントはこの地方を流れる「南アルプスの天然水」を使っていることが
植物にとっても、とても良い状態をもたらすこと、
国内外でも「無菌」にこだわっているメーカーは少なく、その実、
菌に冒されているハーブウォーターも多いのだそうです。
通常、この蒸留器も一度、蒸留すると分解がとても大変なので、何年も分解しないメーカーが
多い（＝菌が繁殖していてもそのまま）のですが、健草の場合は、
一回ごとに全部パーツをばらして、殺菌洗浄しているので無菌を保持しているとのことでした。
冷却された水分が流れ出てきます。
表面にうすーく浮いているのがローズの精油。
下の部分がハーブウォーター。
こちらは、蒸留したハーブウォーターの保管室。
無作為に検体を検査して、菌が繁殖していないか、検査も怠りません。
言わずと知れた、ガスクロマトグラフィー。
精油の成分や、残留農薬２７種について、厳しくチェックしています。
成分分析のデータがここから生まれます。
さてさて、ローズのハーブウォーター、ローズの精油、ヒアルロン酸を使って
４人一組となって、ローズの化粧水をみんなで作りました。
ローズの香りが芳醇で濃厚なローションができあがりました♪
せっせと、マイ肌に使いたいと思います。
こちらは研修の参加記念品。
ハーブウォーターやハンドブックなどなど。
そして、お持ち帰りのローズは、よく洗ってファーナス油につけ込んでチンキに変身！
これから１か月、熟成すると、ローズのエキスがしみ出て美肌用のオイルとなるそうです。
ローズの蕾は冷凍して、お料理に使います。
また熟成したらご報告しますね！
このナードの農場実習は、毎年６月～１０月末の秋口頃まで、一般の方も、（ナードの会員でなくても）
体験することが出来ます。
ほんものの無農薬の精油やハーブウォーターがどのようにして生まれているか、
とっても貴重な体験でした
季節によって、また違った植物を摘み取れるそうなので、
なんだかまたすぐにでも行きたい気分。そんな魅力に溢れた農場実習でした。
また番外編をちょこちょこアップしますネ。