みなさま、こんにちは!
おとといの食あたりでは多くのみなさまにご心配いただきスミマセンでした~
今はほぼ元気!大丈夫です!
さてさてお話しは変わりますが、先日おなじみドイツの天の香り「プリマライフ」から
とても画期的な花精油が発売されたのでそのお話しを少し。
一般的に花精油というと、ローズやジャスミン、花から採れる精油の量がとても少ないために
非常に高価。しかも、溶剤抽出法(アブソリュート)といわれる方法で抽出されています。
プラナロムのジャスミンもノルマルヘキサンという有機溶剤によって
抽出されています。毒である有機溶剤による抽出というと残留が気になるのですが、
現在の蒸留技術では人体に害を及ぼす程の溶剤が残留していることは少なく
化粧品香料としての溶剤の残量は10ppm以下とされているようです。
ただ、残留の可能性はあるということ。
なのでヨーロッパではアブソリュートは精油ではないとし、
芳香浴として香りを愉しむことはあっても、トリートメントや処方には使わないというのが
セラピストの中での常識であるようです。そして日本でもトリートメントには
使わないというのは、かなり定着していますね。
このような花精油の実情の中
プリマライフは有機溶剤ヘキサンを使用しない世界で唯一の方法、
ホホバオイルによる抽出法
によってジャスミンはじめ花精油を抽出することに成功しました!
プリマライフはヘキサン(有機溶剤)を使わずに抽出する方法を
様々な試行錯誤を繰り返しながら、15年にも及び追求したようです。
アロマの歴史で習う、牛脂、豚脂を使うアンフルラージュ法に立ち返りもし、
2年間、試行錯誤したようですが、アンフルラージュ法では酸化した油臭い匂いが
ついてしまい、現在のアロマテラピーにおいては復活は無理と判断をしたという
経緯もあったようです。
そのような中から行き着いたのがホホバオイルエクストラクトと
言われる世界で唯一ヘキサンを使用しない抽出方法です。
摘んだばかりの花を暖かいホホバオイルに入れ、、香りを染みこませ、濾過して
さらに新しい花を加える。この行程をホホバオイルがもはや芳香物質や成分を吸収しなくなる
飽和点に達するまで何度も何度も繰り返すのです。
実際にアブソリュートのものよりも香りの強度は3~4倍。
この抽出法により今までお肌への塗布がタブーとされていた花精油を安心して
お肌にも応用していけるということです。
たとえばジャスミンでいえばエステル類を多く含むため痙攣や鎮痛にも優れているので、
ホホバで抽出されたジャスミンなら、そういった用途に使うことも可能になるわけです。
ホホバ抽出の花精油のラインナップは
ジャスミン
ジャスミンサンバック
ロータス
チューベローズ
チャンパカ
の5種。
(詳しくは精油名をクリック!★)
どの精油も花精油独特のあでやかで、優美、ロマンチックな香りがします。
個人的にはジャスミンサンバック がいいかなあ~
ネロリやサンダルウッド、柑橘系ともよく合います。
今まで制約のあった花精油の可能性が広がります。愉しみ~。