標準世帯から単身者へ 未来の暮らしの在り方はどうなるのか? | オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

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「オーガニックスタジオ新潟」社長のブログ。かっこいいエコハウスを提供するために日夜奮闘中。役立つ「家づくりの知識」は、オーガニックスタジオ新潟のHPにて更新。このブログでは個人的な関心ごとと「工務店経営」についてがテーマ

あこがれのマイホームと標準世帯

 

高度経済成長で、郊外に土地を買い、

新築をして移り住み、

夫婦が子供を二人持つことがスタンダードになった。

 

 

 

一億総中流といって、今では信じられないが、

自分は中流だと8割以上の人間がそう思っていた時代がある。

そのシンボルが、 誰もが憧れる夢のマイホーム。

 

 

 

 

新潟市がわずか15年で住宅街で塗りつぶされた。

20年前には道路網もほぼ整備され、ほぼ今の新潟市の状態に近くなる。

 

 

 

 

 

家族のあり方の変化と細分化される世帯

 

 

標準世帯(夫婦+子供2人)の家庭で、

奥さんが専業主婦であるのが 普通の時代は過去のもの。


現代においては、女性の社会進出により、

共働きの世帯が倍増する。

さらに、出生率低下で 一人っ子は当たり前となった。

 


 

離婚でシングルも当たり前。

子供もスマホ1台が当たり前。 


「家族主義」から「個人主義」へ

 

 



60年前の農家を代表として、

昔は一件の家に、大人数でひしめき合って暮らしていた日本人。

どんどんと 家族の単位が細かくなってきて、

バラバラになっていく。

 

経済的に豊かになったはずなのに、 

幸福の実相としては貧しくなった面も大きい。

 

わずか 60年の間で、社会が急速に変わってしまったことを

再確認したい。 そして、

豊かになった今に感謝と、抱えている問題に対する意識を持つべきであろう。




標準世帯が珍しくなってきて、もはや一人暮らしの人の方が多い。

 

少ない人間で住む人にとってみれば、

2階建てはいらなくなってきて、
平屋がブームだという。
子供がいなければ、残す住宅のことも考える必要もない。

 

家を持たない人の増加?


みんなバラバラだったのが その反動なのか?
東日本大震災以降、
血縁に縛られす、シェアハウスのように
まとまって住むスタイルも現れてきた。

 

シェアリングエコノミーが、未来のライフスタイルとして期待されるが、



ただ 現状では、 非正規雇用やフリーランスの若い人の増加に伴って起きた、

にわかな住まいの印象が強い。と感じます。

 



秋田の西方師匠は、低収入者向けの住宅のセーフティーネットとして、
公営住宅の高断熱化が必要だとおっしゃっている。

500棟もの設計実績が秋田ではあり、 
新潟も見習わねばならないと思います。


令和の時代は、昭和40年の時と同様な、
大きな構造的変化が起きていた時代だと、
未来の歴史学者はいうことになるだろう。