#Stay at home (家にいよう) | オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

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「オーガニックスタジオ新潟」社長のブログ。かっこいいエコハウスを提供するために日夜奮闘中。役立つ「家づくりの知識」は、オーガニックスタジオ新潟のHPにて更新。このブログでは個人的な関心ごとと「工務店経営」についてがテーマ

コロナウィルスが世界中に想像を絶する勢いで蔓延しております。
そこで、人との接触を避けることで、
爆発的な増加を食い止めようと、
SNSでは、#Stay at home (家にいよう)と、
外出せず、家にいるように呼びかけるムーブメントが起こっております。

今回のこのウィルスは、
完全に文明の転換期となるインパクトがあります。

行き過ぎた資本主義。
行き過ぎたグローバリズム。
そして環境問題。

世の中の物差しは、なんでもお金・お金。

格差も広がり、豊かさを感じる人は減っていったように思う。

 

気候変動があらわになり、 地球も悲鳴をあげていた。

なんだか このままじゃ続かないよねと、誰しもが思ってきた
矢先に降ってきたコロナウイルスにより、
今までとは180度、価値観が変わってしまう。

資本主義は、金を物差しに、ギリギリまでに経済的合理性を追求し、
世界中で一番安く作れるところに製造拠点を移転してきた。


 


住宅に関しても、昔はコミュニティーのみんなで、
裏山の木を切って、力合わせて棟上げを手伝ったり、
茅葺き屋根の屋根の葺き替えをするなど、
地域が共同で家づくりが手伝われていた。

 



しかし、今では住宅はお金を出して買うもの。
坪単価で比べるもの。

家づくりの本質は、こうした金で買うものではなく、
地域的な人間の活動の一環として成立していたのなのに、
現在ではグローバルな資本主義の仕組みの中で、供給されている。

 

 



コロナウィルスは予期せぬブラックスワン。
180度回転で、価値観とライフスタイルの転換を、
人類全体に迫っているように思うのです。

そのキーワードが、
 #satay at home  


ステイ・アット・ホーム。 家に居よう。



今までの社会のパラダイムでは、
住環境が惨めであっても、

たまに海外旅行にくりだして、ブランド物を買って、

ディズニーランドではしゃいでインスタでアップして、
レストランで美味しいものを食べて・・・・・

外部経済環境が面白ければ、
人生豊かな気分になったんだろうけれど、

 

もっと 幸せの原点に立ち返ろうよ。 

 

 

 

 

昨年の創業10周年記念の際の、堀部安嗣さんの
プレゼンテーションが予言のコトバとなり、
その通りに社会の価値観が変貌していくだろう。

 

 

 

(スライド製作:  堀部安嗣建築設計事務所)

外からもたらされたファンタジー(幻想)と、
フィクション(虚構)での豊かさから、
再びベーシック(基本)に還っていく転換期です。



バックトゥ・ベーシック
そして、ステイ・アット・ホーム



豊かで守られた HOMEで時間を過ごす価値を 再確認する


わたしの妻にも言われました。
こんなコロナの時代には、

「あなたたちの作っている家みたいなのが一番じゃないの?」



住むことで健康ランクが上がり、
換気も自在に制御でき、
暮らしのストレスの抑えられた空間の価値。

 



在宅勤務や、学びのためのスペースがあり、

 

 

 

 



外の暮らしや、趣味を存分に楽しめ、

 

 

 



「外に出るより、家にいるほうが楽しい家」

 

 

 



もちろん 地球とともに 長期維持していける
エコハウス。





住宅は暮らしを豊かに包まなければならない。


たぶん人類は、これからも何十年も、
コロナと共存して過ごさねばならないでしょう。
「たちの悪いインフルエンザのようなもの」

コロナと共生してゆく時代は、
今まで以上に、HOMEの価値が出てくる事は間違いない。

食べなければ死んでしまうのと同じように、
住まいは人間の活動のベースとなるものだから。



 ステイ・アット・ホーム。
そして、バックトゥ・ベーシック