東大 前准教授がやってきた! | オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

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「オーガニックスタジオ新潟」社長のブログ。かっこいいエコハウスを提供するために日夜奮闘中。役立つ「家づくりの知識」は、オーガニックスタジオ新潟のHPにて更新。このブログでは個人的な関心ごとと「工務店経営」についてがテーマ


ビルダーズの木藤さんから 大賞候補おめでとうの電話がある。
それはともかく、 東大の前准教授が新潟駅にいらっしゃっていると言う。
1泊二日のお仕事に新潟入りしているけど、夜が特に予定が無いようだ。
ラッキーなので 取り次いでもらい お会いしました。

 

APWフォーラムで 札幌で一緒に講演をしたし、会うのは5回目??

 



前さんは、日本エコハウス大賞の審査員をなさっていて、
「中野山の家」が大賞候補作品に選ばれた前後なので奇遇です。

せっかくなのでご覧になっていただこうと、お客様に確認とったら、
快く対応していただけました。

 



前さんの感想としては・・・・・。

*シンプルな外観からはわからない、立体的な内部空間のプランがされていること。
*玄関前のテラスの佇まいも美しい。
*南面の窓にブレースを使った耐力面にする手法が新鮮。


日本エコハウス大賞の審査員の間で話題になったのが、
*傾斜天井に、付加断熱でウッドファイバーボードを用いた理由はなぜか?

答えは・・・・・。
 この裏側で気密断熱が取れているために、裸の断熱材が室内側に現れても問題がない。
① 裸のグラスウールだとピンクになってしまうが、ウッドファイバーであれば自然な色。
透かすことで、杉板とのストライプを作り、スカッとしたデザインに。
② もちろん吸放湿性もあるかと思うが、吸音するための機能を。
③ もちろん 付加断熱での断熱性。

以上 一石3鳥を狙った試みである。と説明しました。

 



他にも、前先生からは事務所を見ていただいたり、
一緒に食事を取ったりの時間があったために、

色々と情報を交換させていただきました。

先般総会があった新住協に対して色々と話題が及びました。
西日本にも会員が広がり盛り上がってきている事と、

全国の工務店にて全館空調が盛り上がってきていること、その中で、
鎌田方式の階間エアコンの可能性について意見を交わしました。

 

この方法に非常に関心を持っておりました。

 

「新住協総会、ぜひ 出席したいな~」

「次回は仙台なので、ぜひぜひ!」

 

 


オガスタでも、建物のプランに応じた多彩な全館空調の方式の建物が増えてきているので、
興味を持っていただきました。

先生の武器である、数百万円の超高性能サーモカメラを持参で、
今年の冬に 再度 新潟へ温熱調査に来ていただけることになりそうです。