新宿の 飯塚事務所を後にして、 上野に移動。
今年のアートシーンにおける最大の呼び物である、
東京都美術館まで見に行ってきた。
会期は7月2日まで。
そもそもオランダのこの頃の絵画はサイズが小さい割に超絶技巧で、
非常に細密で緻密な描写表現をしている。
そのために近寄らないと見ることができない。
みんな目を近づけて必死になって見るために さらに渋滞になってしまう。
作品の魅力を理解してもらうための努力がこのイベントの特徴でもある。
東京藝術大学COI拠点の特別協力により、
原寸を約300%拡大した「バベルの塔」の複製画を制作・展示されている。
また、「バベルの塔」の3DCG動画も制作しこの傑作の魅力を伝えている。
東京藝術大学では、バベルの塔をに立体的に再現したオブジェが展示されている。
さすが日本が誇る藝大! 非常に細かいとこまで表現されていて感動的。
(朝日新聞デジタルより転載)
また漫画「AKIRA」の作者、
大友克洋氏の「INSIDE(インサイド) BABEL(バベル)」も同時公開である。
「塔にざっくりと切り込みを入れて、構造や中でうごめく人々、
建設作業を想像し、ちみつに描き出した。」
バベル塔の 塔断面図を 想像力によって描いたものだ。
大友氏は圧倒的に絵のうまいのは定評で、まさに芸術品であった。
このように単に本作品だけじゃなく派生する作品の数々も含めて鑑賞できる。
拡大する世界観がたまらない一連のアートイベント。
会期は7月2日まで
だから急げ~~!