飯塚豊さんコラボの 笹口の家 完成内覧会のご案内
前回 飯塚さんの本について レビューをしました。
「間取りの方程式」
「新米建築士の教科書」
飯塚さんの書いた2冊とも、設計ノウハウの指南本であるわけで、
こういう本は一流の実力と 自信がないと出せないわけです。
まずは 今までの 飯塚さん関連の記事をまとめて紹介します。 ・・・・
そんなかんじで 飯塚さんとのコラボ企画を進めてまいりましたが、
ついに完成します。
そしてお披露目できることになりました。
今回の住宅はさまざまな条件がプラスに働いていったように思います。
お客様も、ただの一般の方という訳ではなく建築士の資格を持つ方で、なかなかいい意見をぶつけてくれました。
敷地が非常に癖がある狭小地でした。
狭小地のファンタジスタである、飯塚さんの得意分野であったこと。
公園方向への抜けを生かして、限られた南側の日射をどうとるか?
そして、外観的な魅力を、雪国新潟らしさを盛り込みながら、
小さい家でどう表現するか?
コンセプトが明確であるから出来上がる建物も力強いと思いました。
もちろん、空間構成が魅力的で ため息が出るくらい。すばらしい。
え~ここで暮らすんだ。 という、いい意味での非日常性があります。
内部空間は床がスキップしており、いろいろな高さから空間を知覚可能です。
素材と色:
飯塚さんは著書にて「第一印象は色と素材で8割決まる」と書いています。
素材感の良いもの・経年変化の良いもの、としての自然素材の使い方のノウハウと、インテリアの上級編として、アクセントカラーを用いる手法に触れていました。
飯塚さんが 以前にオガスタ住宅を見た後に、
「文句なしにうまいんだけど、まとまりすぎていて、オガスタらしくない。
もっとチャレンジしているのが、オガスタには似合うと思うんだよね。」
こういう趣旨のことをおっしゃってくれた。
我々の住宅にさらなる魅力を与えるために、
空間や造形的な面での積極さだけでなく、
素材へのあくなき追及、というお遊びを、
お客様を巻き込んですると面白いんじゃないの?
という提案と模範解答を、
「笹口の家」を通じて提示してくれたのだと思うのです。
ということで、
監督の小林秀くん・ 担当大工の小林さん・サポートの小林コウダイ。
トリプル小林、おつかれさん!泣くほど大変だったようです。
そして機会をくださったお客様、ありがとうございます。
おかげさまで 完成内覧会ができることになりました。
前回の「御幸町の家D」は奥行40mもの広大な敷地でのゆとりの大邸宅、
今回は、狭小地での小さな家で見せる、開放感のある空間構成。
オガスタの振り幅の広さで、またまったく違うものがお見せできるのではと思います。
「笹口の家」 完成内覧会
会場: 新潟市中央区笹口 (JR新潟駅近くです。)
※お申込者いただいた方へご案内詳細・地図をお送りいたします。
開催日時: 4月 15日(土)16日(日)
予約受付時間帯 10:00~16:00 (close17:00)
【おねがい】
小さいお子さまへの対応に手が回らないために、
おそれいりますが可能な限りはご家族などにお預けになってご来場ください。
また、お連れになる場合でも、施主様へお引渡まえの住宅につき、お子様は抱きかかえるか手をつないでいただくなどして、走り回ったりしないようにご注意をお願いします。
完全予約制です。
●内覧お申し込みの要領●
① お電話025-201-6611または、
HPのお問い合わせフォームからお申し込みください。
② 希望の内覧時間の候補を1時間単位で2つをご記入ください。
(例: 候補① 10:00~11:00 候補② 13:00~14:00)
③お申し込みのお客様には改めて現地へのアクセスをご案内いたします。