ニコンD750 (フルサイズデジ1)導入 | オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

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ニコンD750 (フルサイズデジ1)導入

当ブログの写真ですが、月日を重ねじわじわとカメラ機材がグレードアップしてきております。
最初のカメラはGX100という、リコーの高級コンパクトカメラでした。
それがGX200へとグレードアップ。 最初はコンパクトだったのですね。

竣工写真にも力が入るようになり、ニコンのD90というデジタル1眼レフカメラを導入してからはまったく出来栄えの次元に違いが生まれました。
ここ数年はD90を擦り切れるまで使い込んでおりました。
(ファンダーカバーが文字通りに擦り切れました)

さて、
デジタル1眼レフカメラにはDXフォーマットとFXフォーマットという2種類あることはご存知でしょうか?

ざっくり説明しますと、
普通のデジ1は、画像センサー部分が35mmフィルム1枚の面積の約半分の大きさのものが標準規格として採用されました。その画像センサーがDXフォーマットで、そのセンサーサイズにレンズが最適化されて作られました。これが普通のデジ1です。
だから、フィルムレンズで使っていた時と画角が異なるので、デジタル専用レンズに買い替えねばならなかったわけです。

余談ながら、iPhone5はそこそこ いい写真をとれますが、普通のデジ1のセンサーに比べてわずか4.6%の大きさでしかないとのことです。
このようにカメラの「眼」ともいえる画像センサーの大きさは、機材によって大きさはさまざまです。
興味のある方はリンク先をどうぞ・・
画像(イメージ)センサー・(CCD・CMOS)の大きさ比較

その後の技術開発に伴い、35mmフォルムと同じ大きさの画像センサーを搭載することが可能になったカメラが登場しました。それがフルサイズデジタル。FXのデジ1なわけです。
ボディーも大きく値が張るので、おもにプロフェッショナルやハイ・アマチュアが使っております。 






(右のでかいほうがフルサイズデジ1 D750)


私の場合、印刷物で写真を使うことがないので、画質的にはDXデジ1で十分なのです。
それでも、カメラ本体のスペック不足から、近ごろ撮影で物足りなさを感じることが増えてきました。ふつふつと募るマニア心もあってついに購入したのがD750。
ニコンの最新鋭FXデジ1です。
ということで フルサイズデジ1の時代に突入しました。

しばらく使ってみての感想です。
画像センサーが2.3倍の大きさなので当然画質がよくなったのは当たり前なことです。
それよりも、倍以上光を拾ってくるから、暗いところでの焦点の合わせやすさがまったく違います。最新センサーで人間の裸眼以上に暗いところでも描写するのが恐ろしいほどです。
高速連射も可能になり、ブラケット撮影というテクも覚えて、カスカスっと気持ちよく撮影できる。撮影のフィーリングの次元が違うので、もうDXには戻れない感じです。

すっかり頭になかったのが、35mmフィルム時代のAFズームレンズがそのまんま使えるというメリットです。 フィルムカメラのニコンF4時代に使っていた遺産レンズが現役に復活しました! フルサイズデジ1は、純正レンズもバカ高で種類も少ないというデメリットがあったわけです。
昔から撮影していた人間だったら、一気にレンズオーナーにもなるのでお得なんです。

悩ましいのがフルサイズが故の1枚当たりの容量のデカさです。
最大サイズのLで撮影すれば、1枚の容量は24MBだという。
SDカードの容量はともかく、画像を整理する際のPCが重くなり大変なことになる。
しかし、大容量で撮影してからのリサイズすれば容量は調整できるので問題なし。
さらに、容量が同じでも画質が普通のデジ1よりよくなるという。

それと何よりも悩ましいのはさらなる重さとの戦いです。
コンパクトのDX200は236g
DXのD90は電池も入れて710g
FXのD750は同じく840gと70g増加になります。
さらに何を思ったか、大口径標準ズームの最高画質クラスのレンズを購入。
それが激重くて825gもある。 足すと1665gというダンベルのような重量。
DX200と比べて7倍にもなるのですねぇ。
両手持ちでも修行のようなありさまでございます。
ふらっと外出にもっていくには重すぎます。
そこで軽量なレンズをもう1本買おうかどうか大いに悩んでおる次第であります。