「テレワーク」という言葉を良く聞くようになりました。
コロナウイルスの問題で、通勤や密集を避けるため、家で仕事をする人が増えてますよね。
私の仕事は、オーガニックの認証検査員 兼 会社の会計事務です。
職場は、自宅か、検査先(農場や工場、倉庫など)。
検査先や会議に出かける以外は、いわゆるテレワーカーを5年程続けてきました。会計業務も、テレワークには適した仕事だと思います。
今までは、在宅で仕事している、と人に言うと、
「え?それで仕事できるの?」と驚かれることが多くありました。
ここで、在宅勤務を続けてきた私が、家で仕事する時に必要だと思うことをまとめてみました。
業種や職種によっても違うと思いますが、もし参考になればうれしいです。
まず、必要だと考える【モノ】ですが
①パソコン
パソコンは必須ですが、私の場合は、デスクトップ型とノート型の2つ使用が便利です。
会計ソフトに全ての会計上の情報を含んでいるので、ノートPCがショートしたら困るぞ、という理由でデスクトップを使用し始めましたが、
会計ソフトは、税理士さんとクラウドで共有しているので、情報が飛んでしまうといったリスクは少ないです。ですが実際には2台使用の方が便利なことは多いです。例えば、ひたすら入力するような作業の場合は、一方のデータ数値を見ながら入力する方が効率が良いですし、もちろん故障リスクを考えた時にも2台持ちが良いとは思います。
②プリンター
プリンターも必須です。ペーパレスが理想ではありますが、
数字を見比べて精査する、面積を整合させる、など細かい業務は「紙」に✓を入れていくのが一番精度が高い、そしてやり忘れがない、という結論になりました。また、紙が溜まっていくのが嫌なので、早く処分したい、という気持ちが、「タスクを早く解決したい」という行動にもつながる気がします。(これは個人的な動機ですが) またスキャン機能も必要です。今のプリンターは2台目で、両面印刷可能なタイプのものを使用していますが、紙のムダがないですし、経済的で良いです。
(③FAX回線)
あと、職種によってはFAX回線を使用できた方が良い場合があります。
例えば相手が高齢の方でメールが使えなかったり、何かのトラブルでメールが使えなくなった場合の、第三のツールになります。
私は「FAXでもメールでも、OKです」と言う方が仕事に合っている、という場面がありますので、電話代という固定費がかかりますが、この体制にしています。
④仕事部屋
また、これが最大の難関ですが、
仕事部屋をつくる、これがとても重要だと思っています。
私が在宅勤務を始めた5年程前は、もちろん仕事部屋はなかったのでリビングで仕事をしていました。が、やはりいろんな誘惑があり、なかなか集中できません。また、仕事と休息とのオンオフが付けづらく、ずっと緊張状態?でリラックスしにくい環境だったような気がします。
2回の引っ越しの末、2.5帖の書斎(サービスルーム?)がある賃貸の物件を見つけ、全く知らない土地でしたが、ここに引っ越すことに夫も納得してくれました。引越してからは、この仕事部屋で仕事するようになり、家事との切り替えができ、メリハリをつけて仕事に取組むことができるようになったと思います。
夫もこのコロナ禍で在宅勤務になり、今はこの仕事部屋を気に入って使用しています。(私はまたリビングに逆戻りです.....)
➄共有ツール
会議にはもっぱらZOOMを使用しています。データの共有には、DropBOX(ドロップボックス)というクラウドサービスを使用しています。最新のバージョンアップによりセキュリティは今のところ問題ないです。
次回は、在宅勤務のメリットと工夫が必要な点(デメリット)について書きたいと思います