JAL闘争支援・最賃全国キャラバン四国実行委員会は8月17日、徳島市内にて街頭宣伝、テープ街宣、労働局交渉、学習会を行った。
午前中は猛暑の中、午前10時30分よりJR徳島駅前で、最低賃金の引き上げや全国一律の最低賃金1500円の実現、JALの不当解雇撤回を訴える街頭宣伝が行われた。

午後からは徳島労働局に対し「JAL不当解雇撤回と全国一律1500円の実現」に関する申し入れを行った。申し入れにはJAL争議団とJAL闘争を支援する徳島の会のメンバー10人が参加し、要請書(下記)を手渡し、労働局の見解を求めた。
労働局側は要請内容に理解を示したものの「地方で解決できる問題ではないので要請書は中央に届けたい」と答弁するに留まった。参加メンバーらは「中央最低賃金審議会が目安を示さないことに憤りを感じている。JAL不当解雇を早急に解決するよう声を上げてほしい」と訴えた。
徳島労働局
局長 日根 直樹 殿
JAL解雇撤回と最賃1500円を実現する要請書
貴職のご発展に敬意を表します。
さて、私たち「JAL不当解雇撤回と全国一律最貨 1500円の実現を求める最賃キャラバン四国実行委員会」でございます。いま私たちの周りでは貧困と格差が拡大し、自死やDV、過労死、少子高齢化が大きな社会問題となっています。その最大の要因は、いまや2000万人を超えたといわれる非正規労働者の無権利・低賃金問題です。私たちはこの問題の解決には最低賃金の大幅な引上げが最も有効であると考えています。また、JAL解雇撤回問題は、別紙「日本航空の解雇争議の早期全面解決を求める要請書」のとおりJAL日本航空の労働組合に対する極めて不誠意で悪質な態度に大きな問題があると考えています。なぜなら不当労働行為を行い、会社をして「解雇の必要性がなかった」と認めていながら 165人の解雇を撤回しないからです。JALの行為は職権の濫用であり労働組合の弱体化を狙うもので決して許されてはなりません。つきましては標記に関して、下記のとおり要請いたしますので、貴職の誠意ある回答、並びにご見解を示されるようお願い申し上げます。
記
1、貴職の職責を活かしJAL日本航空に、JAL闘争団との誠意ある団体交渉を開催するよう要請するとともに、JAL解雇争議の早期解決を図るよう指導すること。
2、最低賃金を 1500円に引き上げ、生活保護基準以上とすること。
3、最低賃金を全国一律とし、生涯 2000万円にも達する地域格差をなくすとともにコロナ禍で鮮明となった東京一極集中の弊害を是正すること。
4、最低賃金の引き上げに伴う中小企業の経営圧迫には税負担、社会保険料の減免など政府支援を手厚く行うこと。
5、中央、地方の最低賃金審議会の開催日の周知徹底と公開原則を審議会だけでなく専門部会にまで拡充すること。
6、最賃審議委員は全ナショナルセンターから最低1名、最賃審議委員が選出できる仕組みにすること。
2020年8月17日
JAL闘争支援・最賃全国キャラバン四国実行委員会
共同代表・大谷竹人(JAL 闘争支援四国共闘会議議長)
共同代表・中野勇人(最賃の大幅引上げCP四国代表)
以上

17時からは、午前中と同様に徳島駅前で街頭宣伝が行われ、JAL闘争支援団体からも大勢の参加があった。
18時30分からは自治労プラザにて、JAL闘争団の紹介とDVD上映、最低賃金制度の現状と問題点に関する学習会が行われた。
最低賃金制度の現状と問題点について学習会を行う徳島労働組合総連合の森口英昭事務局長
最後に、自治労徳島県本部、中川孝文書記長の団結がんばろうで意思統一を行い閉会した。
キャラバンは18日香川、19日高知、20日愛媛と4日間行われる。










