変わらない魂 | 天雅日記(生活版)

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捨て子ママが腰をハードにやってしまい、迎撃体制は万全だと信じていた将来の介護に不安を感じるワタクシ。

 

それと言うのもアレだ、自分に不釣り合いなスペックの嫁を持つうちの救われぬ魂(実父、この世で一番イラナイ子)が、寝たきりで動けなくなった捨て子ママ以上に手がかかるからだ。

 

ちなみにうちの要らんパパも家事は一通り出来る。

 

 

 

料理に関しては、ワタクシ、パパ、毒蛇の心を持つ姉(身勝手な離婚にライトなネグレクト。さらには高圧的で暴力的なパパの娘。こいつとのトラブル発生には法的手段が最短ルートな厄介者)、捨て子ママの順位なので、老後どちらかが一人残されても問題ないと信じていた。

 

 

 

なにせ、もつ煮込みとかなら半日かけて最高のモノを作るし、食材の吟味も農家の出で肉屋でバイトしていたくらいなので俺よりも目が高い。

 

 

しかし違った。

 

今回のママ寝込み事案では、日々の食事の世話が大変であり、しかもその文句が普通に動けて今でも働いているパパから来るとは思わなかった…。

 

ママが腰をやって3日目の木曜日(17日)に、最低でも1週間は動けないことを前提に接骨院の帰り際にママをプリウスで西友に連れて行き一週間分の食材を買い込んだ。

 

 

西友のネットスーパーでのお買い物でも充分だが、西友は基本は24時間の営業なため帰りに気軽にワタクシやパパが寄れることから、一度西友で商品を見ればその後の買い足しも買い増しも容易なことを見越してである。

 

 

ママの最近のお気に入りは俺が投げ売りタイムセールで大量に買い込んだキッコーマンのうちのごはんシリーズであり、西友なら2つ260円組み合わせ自由でお買い得なためこれを見に来ることを楽しみにしていたのである。

 

 

 

生鮮食品にこのうちのごはん、その後はなぜか山崎パンのランチパックのピーナッツバターにそのあとは、これまた日持ちはしないお惣菜の天ぷら各種を買い求める捨て子ママ。

 

「お父さんがお昼にお蕎麦食べたいからって、ついでに買って来てって言うのよ」とのこと。

 

 

ランチパックも明日のパパの勤務時のおやつである。

 

んで、帰宅後各種てんぷらを入れた冷凍のそばをパパ自らが調理するのは良いのだが、かぼちゃが厚いから火の通りが悪いだの、この天ぷらを揚げた人は揚げ方がわかっていないとか言い始め、最後は夜にてんぷらは煮て食べるからもういいと怒りだす始末。

 

 

 

その間も杖を突きながらほぼ寝たきりな捨て子ママだが、自分自身ももうフォトカノさえやれずに朝からのライトな介護で疲れ始め、昼から飲み始めて起きたのは夜の7時。

 

 

夜の指圧にシップの張り替え、さらには晩飯の用意も考えるとギリギリの時間だが、何よりも各種食材や調味料もあるので時間短縮は計れるので問題なし。

 

しかし目覚めると、腰の激痛をかばいながらも調理をしている捨て子ママの後ろ姿が目に入る。。

 

昼間の天ぷらを卵とじにし、それを夕食にしようというのかと見ているとそれはパパのご飯らしい…。

 

 

しかも病人に調理させて、自分の分のご飯のみよそってもぐもぐと食べているどころか、俺がお客様から頂いたプレミアムモルツをもらってもいいかと聞いてくる始末。

 



ママは買いおきの漬物やその他の余り物で済ます腹積もりらしいが、こういう時こそ嫁をいたわれやクソオヤジ。

 

 

あまりにも不憫なため、これも投げ売りを買い込んでおいたうちのご飯の和風オムレツをオリーブオイルと卵多めでふわふわに仕上げ、俺とママ用に2つに取り分けると当然のようにこれをついばむ救われぬ魂。

 

お前はその天ぷらで充分だろうがよ!

 

てか、俺の分全部食ってんじゃねーよ!

 

 

仕方なく作り置きの鶏むね肉の茹で鳥を切り、キムチとクリームチーズを添えて飲もうとすると、お父さんキムチはいらないとか言い出すし。

 

「それは俺のだから、お前にはやらん」と怒鳴ると、ふてくされて横を向きビールを流し込むパパ。

 

食べるとすぐに寝るのがパパなのだが、その時ママがポツリと一言「お父さんはね、昔からこう。自分のことだけで精一杯なのよ」と。


結婚、出産、育児に入学に卒業と、人生の節目節目にこのペースで掻き乱されれば、それは三歳児を竹の布団叩きが壊れるまで乱打する暴力ママにもなりますなぁ。

 

そういう人たちでも見た目は幸せな家庭を作れたんだから、昭和の時代は世代的に裕福だったんだと痛感する。

 

悪い意味で変わらないパパに、今回は負けましたわ…。