ある日、知らない番号から電話がかかってきた。
出てみると、『セキスイハイムの清塚(仮名)と申します。突然のお電話すみません。お得なご案内があります。』と、営業の電話だった。
突然の怪しい電話
え?セキスイハイム?
なぜこの電話番号を知っている?
『前の担当者のデータを見てお電話をいたしました…。』
確かに、何年も前に来店プレゼント欲しさに冷やかしで行ったかもしれない。が、その時から電話番号変わってるはず。
怪しい
…でも、お得な話って何?
『リユースハイムをご存知ですか?』
いいえ
『建て替え等で役目を終えた住宅展示場のモデルハウスを、ユニット単位に解体して運搬し、お得な価格で、お客様の土地に建築するセキスイハイム独自の再築システムです。』
ふーん
『土地はお持ちですか?』
いいえ
『私どもの方で、お探しすることもできます。ちなみにどの辺りですか?』
〇〇とか△△とか…
『はい、あります。』
え、どこ⁈
『はい、まだ広告には出していないんですけど、当社の分譲地があるんです。』
…最初は、どうやって自分の電話番号を手に入れたのか怪しいと警戒していたが、ずーっと探している地域の土地があると言われたら、話を聞いてやってもいい…いや、聞きたい!
リユースハイムに興味はないけれど、希望地域にセキスイハイムで家を建てるという条件付き土地があるということで、即、来店予約をした。
希望の土地がやって来た
ずっとずっと探していた地域の土地。
まさか、向こうから土地情報がやってくるとは!
セキスイハイムのモデルハウスにて、お客様カードを記入し、いよいよ土地の話と、思ったら、『それは最後にご案内します。まずは、自己紹介から…運動が好きで…』
営業の清塚さんは、入社1年目だそうで、おそらく研修で習ったであろうお話が始まる。かれこれ1時間くらい聞いて、やっと本題に
なんと、
本当に希望の土地があった
4区画のうち2区画が既に商談中のため、残り2区画。
次回は、間取りを作成していただき、総額で予算内に収まれば話を進めよう。土地があると話が早い。ここにきて、トントン拍子で話が進んでいる。
最後に『店長がご挨拶をしますのでお待ちください。』とのこと。しばらく待たされ、1人の小柄な男性がやってきた。名刺を差し出され、アレ⁈
セキスイハイムのCMと言えば、
帰りた〜い、帰りた〜い
あったかハイムが待っている🎵
あの俳優さんとお名前が、もう、そっくり。
という事で、店長をハイムさん(仮名)とします。
ハイム店長は、他のお客さんの商談スペースを順番に回ってきた。多忙な店長に会えるなんて光栄ですよ、とでも言いたげな、そんな感じ。
第一印象、「なんか、好きじゃない」
営業マンたちが、『うちの店長は30代ですごい出世なんです。仕事ができるんです。』みたいな話をしていたことが、ちょっと気がかりだった。それは、前にも同じようなことがあったため。↓
"自分の会社は素晴らしい"とか、"みんなが尊敬するリーダーがいる"みたいな話を聞くと、まるで宗教団体のようだと思ってしまう。どっち向いて仕事してるんだ?と思ってしまう。
でも、やっと見つけた希望地域の土地情報を手放すのは惜しいここは目をつむって話を進めてみようと思う。
次回は、セキスイハイムからの間取り提案について書きます。