気に入った土地は、ローコスト系住宅Eの建築条件付き。
他に良い土地が売りに出ていないこともあり、話を聞きに行ってみることに。
ローコスト住宅Eの説明
予約した日になり、事務所兼モデルハウスへ向かうと、店長の同本さん(仮名)が対応してくれた。
家を建てるには、建物本体価格だけではない、付帯工事が大体⚪︎%くらい必要で…と、
慣れた様子で、図を描いたり計算をしたりして説明をしてくれた。
家づくりに重要なのは、ローン地獄にならないように、きちんと資金計画を建てること。今後の生活に必要な資金を残すためにも、コストをかけない家づくりを提案しているとのことだった
さすが、ローコストを謳っているだけあって、お金の話から始まった。
どこのモデルハウスに行っても、素敵なキッチンや間取りを見て、こんな家欲しいな〜と気持ちが上がるのだが、こちらは違った。そういえば、モデルハウスで面談をしたものの、見学は一切なかった。
コスパが大事
なるほどなるほど、ひと通り説明を聞いたが、住宅会社Eには全く興味が持てなかった
なぜかというと、安いだけだから。
断熱材はどんなものを使うのかと聞くと、明確な回答はない。もしかして、知らないのか…
「断熱を手厚くしたかったら追加料金で何センチでも厚くすれば良いですけど。」と、ムキになってるあたり、怪しい…。
安くても、性能が悪い家は要らない
自分には資金が潤沢には無いので、安いだけではダメ、コストパフォーマンスが大事。
今後何十年先までの住み心地や維持費を考えれば、可能な範囲で初期投資も必要。価格を抑えることににばかりとらわれて、住宅性能についてきちんと考えず、ただ建物を建てたら良いというのは、自分の家づくりには合わない。
そういうわけで、ここでは建てないと即決めた。そうと決まったら、サッサと退散するのみだが、一応、これを目的に来たので聞いてみた。
建築条件を外して土地だけ購入できませんか?
答えはNO!
…はい
ローコスト住宅のリスク
今回の土地は希望地域の中で、とっても良い土地。だから、周りにもそれなりの家が建ってるわけで、そこに安っぽい家を建てるのは、どうなんだろう?と思っている、見た目とか。
あと、メンテナンスコストが余計にかかりそう。外壁や屋根の素材について、詳しい説明がなかったのだが、標準仕様はきっと窯業系サイディング14ミリ以下、スレート葺きかと思う。そうするとメンテナンスの周期は早い。それらを挽回しようとすると10年に1回のペースで外壁塗装などのメンテナンスが必要になる。初期費用が安くても、メンテナンスコストを含めたトータルコストは高くなる可能性が高いと考えている。つまり、繰り返しになるが、初期費用がローコストでも、トータルで考えるとコスパが非常に悪い。これが最大のリスク。
どんな家を建てようか
どんな家を建てるか、自分の考えがまとまってきた。ここまで、住宅展示場やオーナー様邸見学など自分で見て、話を聞いて、考えてきた。中でも一番参考になったのはYouTube。
プロ目線の話や、実際に家を建てた人の体験談は、どれも貴重だった。毎日、時間が許すかぎりYouTubeを見て勉強した。
例えば、プロ目線では、
◾️ラクジュの本橋さん。断熱、気密の大切さを学んだ。この方の動画がきっかけで、自分にとっての家づくりを考えるようになった。
◾️構造塾の佐藤先生。きちんとした知識を持った工務店が増え、健全な業界になるよう、取り組まれています。
他にもオーナーさんの動画など、たくさんありますが、また機会があれば紹介したいと思います。
さて、次回はハウスメーカーの話。なんと、突然、希望地域の土地情報をGETすることになったのです。