無印良品の家のA工務店では、色々あったけれど、間取りを考えたり土地さがしを並行して行っていました。
自分の希望する間取りは当初30坪くらい、概算見積が出てきてびっくり。こんなに高いのか…
ここで、注文住宅の金額は、土地代と建物金額だけではないことを知る。
注文住宅の資金計画
さて、必要資金とは、ざっくりとこんな感じ↓
必要資金=①土地購入資金+②建物金額+③諸経費+④その他資金
①土地購入資金は、土地代金に仲介手数料、登記費用、固定資産税精算額なども必要。
▶︎仲介手数料 =( 売却額 × 3% + 6万円 )+ 消費税
▶︎登記費用=所有権移転登記と抵当権設定にかかる登録免許税※+印紙代+司法書士報酬+調査費用などの事務費
※登録免許税の計算は自動計算ツールが便利↓
②建物金額=建物本体工事+オプション工事+付帯工事+構造計算や確認申請費用+消費税
▶︎建物本体工事について、規格住宅ならプランで大体の価格がわかる
▶︎付帯工事は、ガス工事や給排水工事など
無印良品の家の本体工事価格(現在の価格とは異なります)
③諸経費=水道分担金+登記費用+ローン保証料+火災保険料など
④その他資金=外構、地盤改良費など
地盤調査は土地購入後になる。つまり、改良の必要があるかどうかわからない土地を購入することになる。
隣の家が地盤改良不要だったからと言って、自分の購入する土地もそうとは限らないらしい。とりあえず、60万円~概算で見積をしておいた方が、後から資金調達に苦労しなくてよいと思う。
計画は土地探しから
さて、通常の地盤調査では、間取りや建物配置が決まった後、その4隅と中央(5ポイント)を調査する。
「やっぱり自分が頑張らないと」と思うが、その方法はというと「ネット検索」。SUUMOやat-homeなど、ネットに上がってくる土地は売れ残りばかりだそうですが…他に方法もないので、ネット情報を頼りに土地を見て回る。
実際に土地を見るというのはとても重要でした。「道路との高低差がある」、「隣のアパートの駐車場が荒れていてマナー悪そう」「近くの飲食店のにおいがする」など、気になる土地があると、とにかく見に行き、多くの情報を得るようにしました。
土地はご縁
資金的余裕が無いのだから、どこかで妥協が必要なのはわかっている。しかし、不便な土地に家を建てて後悔しないか?土地探しはちょっと休憩しよう。
間取り作成
本当は土地が決まっている方が良いのですが、行き詰ってしまったため、間取りを考えることに。
これは本当に楽しい作業でした。希望の広さなどの聞き取りがあり、丸本さんが間取りを作ってくれるというのだが、実はすでに自分で作成していた。これ、設計士さんが相手ならやめた方が良いかもしれないが、自分の希望するイメージを伝えるには自分で作った方が早い。
リビングは15畳は欲しいし、寝室は8畳、玄関は広く…等、どうしても夢見がちになり、30坪超の間取りになってしまう作成のポイントは、廊下を極力減らすこと。1坪減らすだけで何十万円という減額が可能となる。
まだ決まっていない土地の価格や地盤改良費のこともあるし、もう少し間取りの試行錯誤が必要だ。
…そう考えていた矢先、ローン仮申込み時のいざこざで、雲行きが怪しくなっていたこともあり、丸本さんと疎遠になっていく。
建設予定地としていた土地は、とっくに売れてなくなってしまっていたし、そのことを調べもせず、「お話を進めていきましょう。」のような内容のメールが来ており、A工務店ではダメだな。と…
そもそも遠方であったため、A工務店とのやり取りは頻繁ではなかった。「土地が決まらないと勧められないと思います。」と伝えるが、丸本さんからも今後の積極的な提案もなく、やり取りは終わった。
建築条件付き土地
ローンが借りられる客というお墨付きをいただいたことで、家を建てることが夢から現実に近づいている気がしていた。そこで、建築条件付きもアリかもしれないと思った。A工務店のように土地を持っていないと話が進まないことを知ったからだ。土地を持っているハウスメーカーも候補に挙げてみようと思った。そこで、ハウスメーカーといえば、住宅展示場。
「家を建てると決めて住宅展示場に行ったらだめ」みたいなネット記事やYouTubeなどを見ていたため、候補から外していたが、考えを改める。
実は、前出の「歩いて見つけた土地」がまだ1区画残っていて、某ハウスメーカーの旗が立っていたのだ。
次回からは、ハウスメーカーを検討した話を書きたいと思います。