さて、「無印良品の家」の営業さんに促され、本格的に家づくりの相談を進めていく。
無印良品の家は、株式会社良品計画ではありません。無印良品のブランドを活かした住宅フランチャイズなんですね。つまり実態は地元工務店。今後この工務店をA工務店とします。
自分の行った展示場で、施工する工務店が決まるので、地元での評判が気になるところ。A工務店について下調べも行った。例えば、口コミとか、地域型住宅グリーン化事業※の補助金が使える工務店なのか?など。
地域型住宅グリーン化事業の説明はこちら→https://chiiki-grn.kennetserve.jp/business/
資金計画
家づくり勉強会でノートをもらって、見学会に参加した後に切り出されるのが、資金計画について。ライフイベントを確認しながら、将来の家計の収支をグラフに落とし込んでくれる。
マネープランの相談で用意するものは、①源泉徴収票、②住民税決定通知書③加入している保険の契約内容の案内など。そのほか、預貯金額、車の買い替えや旅行の周期、子どもの進学先は私立か公立か、水道光熱費やおこづかいの額などの聞き取りがある。
家づくり相談会でもらえるノート
A工務店の取引先らしき保険会社からファイナンシャルプランナーを紹介される。
実はこの後にも数社のハウスメーカー等でマネープラン相談を行ったが、どこも「借り入れしても充分やっていける」という結果を導きだしてくれる
これ、あまり鵜呑みにしない方が良いんじゃないかなと思う。
なぜかというと、相談という形ながら、実は家を買う後押しをしてくれているに違いないと思うから。自分は、借りられる額より返せる額でローンを組むことが重要だと考える。しかし、そのためには自己資金が必要なんですよね。
しかし、こういう機会にライフプランを考えるのは良いことだと思う。自分は、これを機に職場へ定年退職金の算定をお願いした。あ~こんなものなのかとがっかりしたが、家計を見直す良いきっかけになった。
ローン仮申込み
こうして収入やら貯蓄やら全てを把握された後、ここから先へ進むには、ローンが通る人かどうか?を審査してもらう必要があるようです。もちろん、直接的な言い方はされませんが、A工務店からすれば、ローンが通らない人と無駄な打ち合わせをするなんてことはしたくないわけです。「今後の打ち合わせで建築資金をどうするか、大枠を決めるためにもローンの仮申込みをしてみましょう!」と切り出される。
そうですかと、言われた通りに申込みをしました。審査結果は約二週間後。
なんと、「ローン引き受け不可」のお返事。
理由は、団体信用生命保険が否決されたから。
自分には持病があり、一般団信は加入できない可能性が高いとはじめからわかっていたので、引き受け条件緩和型団信(ワイド団信)の申込みもするつもりだった。しかし、H銀行のローン担当が「一般団信とがん特約付き団信の申込みで一回やってみましょう。」と言われ、そう言うなら…とお任せした。だから、結果についてはショックというより…ほらな?という感じだった。
ここで、A工務店とH銀行と自分でひと悶着どころか何度か言い合いになる。今回は割愛しますが、備忘録としてまたどこかの機会で書きたいと思います。
さて、仕切り直してワイド団信で申請した結果、めでたく「引き受け可能」となる。
次回は、A工務店との打ち合わせ内容、そして、晴れて「ローンが借りられる客」というお墨付きをいただいて何をしたか?
について書いていきたいと思います。