うらめしや展と暁斎展の話の続き | 俺のまとめ -oremato-

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ブログに書いた時期は離れてますが、実は「うらめしや~、冥途のみやげ」展に行ったのは「画鬼暁斎」展の翌週だったりします。
他の方のブログを見ても両方行かれてる方が多いこの2つの展覧会に関する話を少し。

河鍋暁斎が歌川国芳の弟子だったのは有名ですが、うらめしや展の中心となっている圓朝コレクションの三遊亭圓朝も絵師を志し国芳のもとで学んでいたそうです。
暁斎は1831年生まれで国芳のもとに弟子入りしたのが6歳頃、圓朝は1839年生まれで弟子入りが12歳とのことで、時期は被っていませんが同門ですね。(二人とも国芳のもとに長くはいませんでした)
また、暁斎展の第二の主役であるジョサイア・コンドルは、暁斎に絵を学んだだけでなく、圓朝に落語を学び、自ら知人に落語を披露したりしていたそうです。

圓朝は絵師の道は断念し、落語家となりましたが、その後も趣味で描いていたのか、うらめしや展にはシンプルなものながら圓朝自身が描いた絵画も出展されています。前期は「月と萩」、後期は「髑髏図自画賛」。

そして、うらめしや展には暁斎の作品も前期・後期で2点ずつ出ています。僕が行った前期の2点のうち1点は自身の2番目の妻の死顔をもとに描いたという逸話で知られるイズラエル・ゴールドマン・コレクションの「幽霊図」。これ1点だけロンドンから取り寄せたんでしょうか。
もう1点は幽霊画ではなく「三遊亭圓朝像」なんですが、これが鏑木清方の「三遊亭圓朝像」と違って本人に似てない(笑)。着物の紋も圓朝のものと異なるらしく謎です。
現在は圓朝コレクションに含まれる1点と、暁斎展の「月に狼図」よろしく人間の生首を咥えた姿がショッキングな福岡市博物館の「幽霊図」が展示中です。

イズラエル・ゴールドマン・コレクションと
福岡市博物館の幽霊図は以下でチェケラッチョ。

<今週の1点>河鍋暁斎《幽霊図》 行燈横の女に異質な存在感(「うらめしや~、冥途のみやげ」展公式サイト)
江戸のオカルト図鑑 幽霊・妖怪画 1(福岡市博物館)