ブログネタ:最近映画見た?【投稿でドットマネーがもらえる!】 参加中映画はDVDでは観ますが、映画館に行くのはごくたまにです。
去年映画館で観たのは『ゼロ・グラビティ』と『STAND BY ME ドラえもん』の2本、今年は今のところ、前にブログで紹介した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』1本です。
『ゼロ・グラビティ』はアルフォンソ・キュアロン、『バードマン』はアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが監督ですが、撮影監督はどちらもエマニュエル・ルベツキです。
『バードマン』の感想ですが、面白く、見ごたえのある映画でした。
前のブログ記事でも書いたほぼ全編がワンカットに見える撮影は、単純に「スゲー」「カッケー」というのに加えて、主人公の切迫した心境を観客に追体験させる演出としてもアリだなと思いました。あと、物語のクライマックスでカットが入って、それまで途切れなく続いた物語にいったん区切りがつくのですが、そこまでをワンカットのように見せてきたことによって、その「区切り」に特別な意味を持たせるという演出でもあるのだと思いました。(どういう意味かは書かないでおきます)
ワンカット云々は別として、映画のテーマや物語の設定・展開がダーレン・アロノフスキーの『ブラック・スワン』に似ているなあと思ってググってみたらこんな記事↓がありました。
アカデミー賞「バードマン」と「ブラック・スワン」は似てる!?とネット上で話題【動画】
どう似てるかは記事を読んでいただくとして、落ちぶれた元ヒーローが再起を賭けて最後の勝負を挑むという点では『ブラック・スワン』の1つ前のアロノフスキー監督作『レスラー』も思い起こさせるものがあります。もっとも、シリアスでホラーっぽさもある『ブラック・スワン』と笑える部分も多い『バードマン』で違う部分も当然あります。
ブラック・スワン [DVD]/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

レスラー [DVD]/Happinet(SB)(D)

もう1つ、実際に『バードマン』を観る前の事前情報の時点で似ていると感じていたのが1950年のビリー・ワイルダー監督作『サンセット大通り』。時代こそ違えど、どちらもかつてのハリウッド・スターが狂気にとらわれていく姿を描いた作品で、映画内の役柄と役者の実際の人生をオーバーラップさせるようなキャスティングも共通しています。ちなみに『レスラー』のミッキー・ロークもそういうキャスティングです。
ただし、『バードマン』『ブラック・スワン』が妄想にとりつかれた主人公の目に映る世界を観客にそのまま見せるのに対し、『サンセット大通り』は第三者の視点というところが異なります。『バードマン』『ブラック・スワン』での主人公の妄想を表現した映像はCGの時代ならではで、どちらも見事(特に『ブラック・スワン』)ですが、それ以前の好みの問題として僕は『サンセット大通り』の突き放したような視点が好みです。
サンセット大通り [DVD]/PSG

『バードマン』『ブラック・スワン』『サンセット大通り』の3作に個人的な好みで敢えて順番をつけるとすれば、『サンセット大通り』>『ブラック・スワン』>『バードマン』です。が、『バードマン』も十分面白かったですよ!
【関連まとめ】
映画『バードマン』の撮影監督、エマニュエル・ルベツキ #アカデミー賞 2年連続受賞
フィルムノワールの代表的作品
『サンセット大通り』を取り上げています。