千葉市美術館で明日まで開催の
「ドラッカー・コレクション 珠玉の水墨画「マネジメントの父」が愛した日本の美」
を見に行きました。
ドラッカーとは数年前に『もしドラ』で話題になったピーター・ドラッカーのこと。
(ドラッガーって書く人結構見るけどDruckerやぞ!)
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/ダイヤモンド社

経営学者として知られるドラッカーですが、200点超のコレクションを持つ日本美術のコレクターでもあって、今回はそのうち111点が里帰りしています。
よかった作品を3点挙げます。
与謝蕪村「陶淵明聴松風図」…構図が格好良く、西洋絵画の遠近法とは違うのですが、すごい立体感を感じました。特に右幅のおっさん。サイズも大きく、写真ではわかりづらいですが色合いもよくて、実物は写真よりもずっといいです。蕪村は「若冲と蕪村」展で結構な点数を見ましたが、これを見て改めてすごいと思いました。

谷文晁「月夜白梅図」…名前は有名ですが、どういう絵を描いているかイメージできなかった谷文晁。展示は1点だけでしたが見事な作品で、文晁にも興味が出てきました。
他にも久隅守景、池大雅、伊藤若冲、長沢芦雪、仙厓、白隠、狩野探幽、狩野秀頼、渡辺崋山といった錚々たるラインナップに加え、詳しい経歴がわかっていないような作家の作品も多くあり、それらも含めて面白かったです。
作品以外にドラッカーの手紙等、資料も充実していて時間がなくなってしまい、2点あった長沢芦雪のうち「蓬莱山図」をスルーしてしまったのが無念。(あとで図録を見て気づきました。ちなみに芦雪のもう1点は「娘道成寺」)
以下のサイトにリンクを貼らせていただきました。
産経ニュース
曾我蕭白《群仙図屏風》狂気なる自我──「狩野博幸」(アートスケープ)
アートアニュアルオンライン
インターネットミュージアム
千葉市美術館では明日までですが、その後、長野、山口と巡回します。