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All the drawers of mine!

All the drawers of mine!……私の全ての引きだし。

関心あることすべてについて。

8月31日 正午


江上天主堂からタクシーで奈留港まで戻る。


行き当たりばったりでタクシー会社を訪れ、

タクシー受付のおばさんとドライバーのおじさんに出会ったが、

2人とも本当にやさしくて、あたたかい気持ちになってとても印象深かった。


もっとこの2人とお話したかったくらいだった。

世間話とか。



12時30分発のフェリー万葉に乗って、上五島まで行かねばと思い、

奈留港でおじさんとお別れした。



☆☆☆☆☆


13時30分



フェリー万葉で上五島の中通島・奈良尾港にたどりつく。

教会をちょこっとめぐり、うどんでも食べられればと思っていたのだが・・・。



奈良尾港でタクシーに乗り、「福見教会経由で有川地区まで」とお願いした。


そおしたら・・・・・・・


たどり着いたのは~~~~



福見教会ではなく、何故か反対方向の桐教会だった叫び


タクシーのおじさん、

桐教会から海を見ると海底が見えるんだ、と得意げに案内してくれたのだが、、、

福見教会に行けてないよ???


この思いっきり違う感じに、

なんだか「福見に行きたかったんです!」と主張する勇気が失せ、

棚からぼたもちだ、と思うことにして、

おじさんのペースを楽しむことにした。




この桐教会も真っ白な壁の建物なのですが、

まぶしいくらいのはっきりしたオレンジの屋根が印象的。


中の祭壇はシンプルで、

町の教会、っていうかんじだった。

ここも明治時代に立てられたようです。


入り江を眼下に、

ひっそり海を見守っているような教会だった。



その後訪れたのは、

若松・大浦教会というところ。

民家を改築して教会にしているので、

屋根はかわら。 

ぴょこっと、十字架がかかっているので、

そこで初めて教会なんだと解るくらい。


祭壇の聖母像は、地元の人が作ったそうで、

たしかになんか西洋人が作った感じではない。

もっとほわっとやわらかい感じがする像でした。



祭壇は桐教会以上にシンプルだった。




3番目に訪れたのは中の浦教会。

ここもとんがった屋根が印象的なのですが、

いちばん魅力的に映るのが、どうやらクリスマスシーズンらしい。


入り江側に立てられた教会なのですが、

クリスマスになると教会の周りを電飾で飾り、

それが海面に反射し、

さらに雪も積もったりするので、

ものすごくメルヘンな感じになるみたい。



歴史的に見ると、この教会の辺りは明治初期に「五島崩れ」といわれる、

迫害が激しいところだったそうだ。

弾圧を経験した信徒たちによって

「五島でいちばん美しい聖堂をつくりたい」という願いを

形にした教会なのだそうだ。



たしかに中も外も美しい教会だった。

ここも水ノ浦教会や江上天主堂のようにお気に入りになった。




これまでの桐教会、大浦教会、中の浦教会は、

私の見学予定にはなかったけれど、

おそらくタクシーのおじさんの聞き間違いから方角が変わったことで、

あらたな視点で見学できるようになった。



本当に棚からぼたもちだなぁ得意げ




さて、中の浦教会見学前後くらいから、

なんだか頭の中で福山雅治の「家族になろうよ」ががんがん流れるようになった。



でもって、中の浦教会でお祈りしていたら、

ちょっと苦いことを思い出して、

額に汗をかいてしまった。


どうした、わたし~~~~あせあせ



つづくビックリマーク




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朝から頭をぐるぐる流れる。。。

二日目。

8月31日。


世間的には(生徒の皆さんは)夏休み最後の1日。


朝見ていたテレビから、福山雅治の「家族になろうよ」が流れていた。


最近テレビをつけるとよく流れているなぁ~と思っていた。


アップテンポの曲よりも、

スローバラードの方がその歌手のよさがわかるような気がする。


ちなみに私は福山雅治の近年の曲だと、

「虹」と、「最愛」が好きだなぁニコニコ



☆☆☆☆☆


さて、今日は9時45分福江港発の奈留島行きフェリーに乗って、

奈留島めぐり。



どうやら松任谷由実の「瞳をとじて」の舞台になった島らしい。


この曲、私も高校時代に音楽で歌ったなぁ。



フェリーで約40分くらい乗っただろうか。

着いた港は本当に本当に静かなところだった。


福江とは大違いだったが、

なんだか本当に離島に来たような、のどかな感触をやっと得ることができた。



ここから町の中心まで歩いてみようと思ったのだが、

いっこうに歩いている町の人を見ないあせる


白い軽トラックばかり私の横をびゅんびゅんすっ飛ばしていく。


対向車も白い軽トラばっかり。


なんとかスーパーマーケットとコンビニエンスストアにたどり着いた。

町の中心らしきところまで来たのですが、それでもあんまり人を見ない。


暑かったから外を歩いている人がいなかったのだろうか?



奈留高校をみつけて、

ユーミンの歌碑までたどりついた。

高校前の急な坂が心臓破りだった。



高校から軽音部のドラムの音が聴こえてくる。

夏休み、暑さに負けずドラム音・・・なんか青春だなぁって思ったスネア


ユーミンの歌が頭に流れて、自分の高校時代を思い出してしまった。



急な坂道を下り、

今度は奈留教会を訪れる。

白いちいさな教会。とんがった屋根がかわいい。


私が中に入った時は、誰もいなかったので、

じっくり観察&お祈り。


途中からシスターが祈りに来たので、

「おじゃましました」といって外を出る。



その後、スーパーマーケット近くまで戻り、

近くにあったタクシー会社を訪れる。


受付にいた優しい感じのおばさんに、

江上天主堂まで行きたいと伝えたら、

申請書を書いて、といわれた。


おばさんのご主人と思しきドライバーのおじさんが、

すぐに車を出してあげるよ、と言って下さり、

車を出す準備をしてくれた。



申請書には住所と名前を書く欄があった。

千葉の住所を書いたら、

「あら、私の弟も市原にいるのよ」という。


遠き島まで来て、市原にゆかりがある人に会うなんて、

なんか妙な偶然だなぁ。


ちなみに、私の滞在していた民宿の奥さんも、

私が住んでいる町の側で、学生時代を過ごしたという、

千葉にゆかりのある方だった。


うーーんと時間をかけてこの遠き列島まで来たのに、

千葉にゆかりがある方に会うなんて、

なんか妙な引きよせを感じる。




さて、この申請書だが・・・。


この申請書を出して奈留教会で鍵を借りないといけないらしい。

というか、旅行客は、鍵をかりて、自分で開けて入らないといけないんだって!

世界遺産暫定リストに入っているのに、何だかユルイ得意げ


それでも昔は自由に入れたらしいが。。。



タクシーに乗り込み、もういちど奈留教会に行って、

ドライバーが申請書を提出して鍵を借りてくれた。


そしたら、先ほど私が見学に行ったときに礼拝を始めたシスターが

ぱたぱたと慌てて礼拝堂から出てきて、

鍵を出してきているではないか!


あ、本当におじゃましました!って心の中で呟くQueenly



鍵を借り、おじさんと談笑しながら江上天主堂へ。

なんか、部室の鍵を先生から借りるような感触。



のどかな入り江を見ながら、おじさんといろんな話をする。

なんで奈留に来たの?とか。

でもっておじさん、「学校はいつから?」と、私を大学生と間違える。

三十路過ぎているので、喜んでいいのやら、なんなのか。。。Queenly



さて、江上天主堂は海のそばにひっそりたたずむ、

クリーム色のかわいらしい建物だった。



もちろん、鍵は私が持っているので、

中の見学は私一人で独占。


この建物も水ノ浦天主堂と同様、鉄川与助という建築家が手がけているらしい。

水ノ浦天主堂も気に入ったけど、江上天主堂も好きだな。

鉄川与助という人に興味が沸く。



☆☆☆☆☆


さて、いろいろ中を見学後、お決まりのお祈りタイム。


この辺りから、私のお祈りの内容が何だか変わってくる。

最近いろいろ考えていたことを心の中で呟いて。

一人ぽっちで祈っていたら、

何だか涙がわーーーっと出てきた。



本当に何でだかわからないけれど、

私が日々思っていた問いが、だんだんまとまってきて、

懺悔とまでは言わないけれど、

いままでのモヤモヤが一つにまとまった感じ。



ここで、今回の旅の流れが変わったような気がする。

ただの巡礼旅、観光旅ではない感じになってきた!!



この旅でじっくり考えることが、見えてきた。





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2曲目に入っている「瞳を閉じて」は、

奈留高校の校歌として作られたそうです。


奈留の町を歩いていると、

この歌詞がぴったりはまっていることに気づきます。






8月30日 20:00


鬼岳天文台に行く。

旅の最大の目的。



電話で予約した時は、お客は私だけって話しだったけれど、

案外5,6名いらっしゃっていた。

みんな何故か東京とか千葉からのお客だった。


一人旅中の女の子もいたっけ。



この天文台は口径60センチのニュートン式反射望遠鏡だそうだ。


竹下政権で取り組まれた、ふるさと創生事業で投資されたものらしい。



そんな望遠鏡で土星を見た。

今期の土星は、環が縦に、上面をやや地球に向けた上体で見られる。


オレンジ色の小粒にしか見えなかったけど、

生まれて初めて見た土星にちょっと感動うふふ



その後、さそり座のアンタレス(心臓部分の赤い星)を見た。

金色の光の粒だった。

その光から、何かが出てきそう。あるいは、その光に私が吸い込まれそう。



そしてこと座のベガ(おりひめ星)も見せてもらった。

ブルーダイヤモンドのような強く青白い光だった。

ベガがこんなに青白いなら、

冬のシリウスはどれくらい強く青白く輝いて見えるんだろう。



そしてヘラクレス座にある、M13という球状星団も見せてもらった。

たくさんの恒星が集まったところらしい。

こんなめずらしいものも見せてもらって、五島まで行った甲斐はあった。

なんか、金粉をばら撒いているような、細かい光の束。

そんな感じに見えた。



こういう珍しいのを見た後に、

天文台の外にでて、いろいろライトをかざして星座を教えてもらった。



天の川がよく見える。


ベガとアルタイル(彦星)が、本当に川を挟んで見つめあっている。

はくちょう座はなんだか二人をつなごうとしているようにも見える。

はくちょう座、西洋だと白鳥だけど、

東洋ではカササギっていう鳥なんだよね。



でも恋に溺れて何も手がつかなくなるのはだめだよねぇ~。

七夕ものがたりは、中国のお話だけど、

西洋同様、東洋の星座ものがたりも、

人間の怠惰、傲慢がきっかけになるものが多いね。





雲も殆どなく、空気も澄んでいたので、

さそり座がはっきり見えた。

しかもアンタレス付近から大きな流れ星を目撃できた。

祈っている時間すらなかった!

でもなんか嬉しい。幸運、くるよきっとにひひ




そして、波照間では気づかなかったけど、

南斗六星という、北斗七星みたいな星座がすぐ解った。

ということで、いて座の場所が理解できた。



教えてもらってすぐ覚えられたのは、

さそり座の右上あたりにある、

へびつかい座だった。



へびの所在がわかった。

ぐわーーーっと蛇らしき形に線が結べるくらい、

はっきりいろんな星が見えた。


翌日もこの天文台に行ったけど、

言われなくても蛇使い座がすぐ見分けられた。

東京ではここまで見られないもんね。

ホント貴重な経験だった。



そういえば、13星座占いってなかったっけ?

12星座に加わったのは、たしかへびつかい座。

あの占い、今も行われているんですかね???




天文台のスタッフの方が、

雰囲気を出そうと、コブクロの流星を流そうとしていた。


なのに!


サビ部分で音がとぶガックリ・・・


いろいろ頑張ってみても音がとぶ。


なんだかおっかしかったなぁ~顔





そんなこんなで、私の夏の大イベント第1夜おわりドキドキ



宿に戻って、早速この星空の感動を人に伝えた。

言わずにはいられなかった。





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天文台の方がBGMで流そうとしていたが、

音がとび・・・。



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このアルバムの曲「銀河への船」

波照間でもそうだったけど、

なぜか南の空を見ていると(南限定!)、この曲が頭の中で流れる。

ゆったりしていい曲です。





天体観測/BUMP OF CHICKEN

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いまから天文台に行く!っていう時に頭をめぐり、

宿に戻ってから星空の感動を人に伝えた時になんだか聴きたくなった。


この曲が使われたドラマで、

坂口憲二も天体観測していたような気がする。

10年前くらいのドラマで詳しいとこ忘れたけど・・・。