術前診察と再建の話。 | アラフォーワーキングマザー☆おれいのブログ〜乳がん闘病記〜

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32で結婚、不妊治療を経て37で女児出産。
生後3ヶ月から保育園に預け、バタバタな毎日を送るアラフォー主婦の日常。
2016.7 2人目妊活中に乳がんステージⅢa発覚。妊活中止、闘病生活に入りました。

またもや更新が滞ってましたが、先月末に術前の検査やら、診察やらやってきました。

心電図
胸部レントゲン
MRI

これを1日でやりました。

MRIだけ時間の予約があったんだけど、その前に心電図と胸部レントゲンをササっとできたらいいなぁ、と思ってたら、途中で先生の診察も挟んだので結局5時間くらいかかりました。

こういうの大学病院のダメなとこよね…
全ての行程で待ち時間があるし、検査ごとに場所が違うからあちこち移動。

今までで分かっていたはずなのに、なんで「ササっと」できると思っていたのだろう(´Д` )


そして翌日術前診察。

この日も診察だけと思っていたらマンモグラフィと形成外科の受診もあって4時間くらいかかり、その後の娘の保育園の面談に間に合いませんでした_| ̄|○

2日連続で大学病院の洗礼を受けた私。

てか学べよ、というだけの話。


再建の話。
元々ステージ3で全摘予定だったし、再建が保険適応になったので同時再建を希望していた私。

それは主治医にも伝えていたのですが、術前検査の時にで二次再建を勧められました。

理由は
・元々リンパに転移があったので、リンパ郭清するかもしれない。
そうするとリンパ液が溜まりやすくなる。
同時再建のためエキスパンダーを入れると外来で針を使ってリンパ液を抜くことができないから、リンパ液がたまらなくなるまで入院が必要になる。
再建なしだと1日50ml以下になると退院だけど、エキスパンダー入れると20ml以下になるまで退院できないそうだ。

・リンパ節に4個以上転移があった場合、放射線治療が必要。
照射した部分は皮膚が伸びなくなるから同時再建は不可能。

この2つ。

同時再建一択だった私は考えてこんでしまった。

二次再建だと同時再建に比べてどうなんだろう?

・二次再建のメリット
術後落ち着いてから再建方法をじっくりかんがえることができる。

・デメリット
手術が3回になる(摘出、エキスパンダー挿入、シリコンor自家組織再建)

そして最大の要因
・全摘後数ヶ月そのままで過ごすと、再建自体メンドくさくなる!人が割といるらしい。

100パー私は↑の状態になります。メンドくさがりなんで。

で。それはそれで良いかどうかの話で。

私的にはその後のQOLが向上する(温泉やプールなどに行きやすくなるとか、特殊なブラを買わずに済むとか)なら、やっぱり再建しておきたいし、二次再建は、↑の理由からやらないと思うんだよね…

だけど、私の状態での同時再建が治療に影響があるとか、むしろQOLが下がるとかならそこまでこだわるわけではない。

そこで
「リンパ節の転移の状態を見てから術中に決める、というのはできますか?」と聞いてみた。

主治医は「形成の先生の判断による」
ということで、その後の形成の先生に聞いてみました。
すると
「できますよ。」
と意外にもアッサリOK。

同時再建の予定でスタンバイしていたが、リンパ節転移が予想以上にあり、再建中止というのはよくあることなんだそう。

入院期間は伸びてもしょうがないか。
長めに仕事は休んでるし、娘は少し心配だけど実母もいるし、1週間も2週間も変わらんだろう。

ということで
・全摘、同時再建(エキスパンダー挿入)
センチネルリンパ節生検→リンパ郭清(後日電話があり、化学療法前にリンパ節転移があったのでやっぱり郭清することに。)
・リンパ節に4個以上転移があったら再建中止

ということになりました。


ちなみに診察でエコーで見た限りはリンパ節の腫瘍も無くなってるぽい。

MRI、マンモグラフィでは原発巣はまだ少し残っているそうだが、造影域もかなり減少。

腫瘍マーカーも順調に低下。

なかなか順調に治療が進んでいるので、手術もこの流れで上手くいくんじゃないの?
と楽観的な私なのでした。