乳がんと出産と流産の話。 | アラフォーワーキングマザー☆おれいのブログ〜乳がん闘病記〜

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32で結婚、不妊治療を経て37で女児出産。
生後3ヶ月から保育園に預け、バタバタな毎日を送るアラフォー主婦の日常。
2016.7 2人目妊活中に乳がんステージⅢa発覚。妊活中止、闘病生活に入りました。

以前から書こうと思っていた話。
話というか、思っていたことを書き出していきます。

とりとめのない考え事なのでまとまりのない文章ですみません。



私の乳がんは春頃から「あれ?」と思っていたのですがその頃にはかなりな大きさでした。(病院では8センチ大とのこと)


なぜもっと前から気がつかなかったのか?

と考えましたが、
・もともと乳房が大きい(E〜Fカップ)
・特に授乳中は爆乳
・性格がズボラ
ということで、全く気にもしていなかったから、ということになります。

で、


乳がんはいつからあったのか?
いつから大きくなったのか?



というのも考えていました。


そこで思い当たるのは
不妊治療

乳がんの検査の時「不妊治療でホルモン療法をしていましたか?」との問診項目があったのですが、その時私は自分の治療が「ホルモン療法」にあたるかがわからなかったのです。

でもホルモンバランスが悪く卵が育ちにくい私がしていた治療は「ホルモン療法」だったのだと思います。



きっとがんは娘(現在2歳10カ月)を妊娠する前からあったのだろうと思います。

そしてもしかして不妊治療始める前から。
不妊治療は32歳で結婚すると同時期に始めました。



で、次に考えたのが妊娠前に気がついたらがん治療をしていたか?

ということです。
元々生理不順な私が30代半ばでホルモンレセプター陽性のがんの治療を始めたら、おそらく生理は止まるし、子供も望めないかもしれません。
(主治医からはホルモン療法を10年する話が出ているので)

でも、妊娠前ならもちろん治療を優先したと思います。

そして今よりもがんもずっと小さく、治療も軽く済んだと思います。


ガン検診をきちんと受けていれば。
10年前のマンモの再検査の後ちゃんと定期的に検査していれば。
こんなにがんが進行するまでに発見、治療できたのかもしれません。


でも誤解を恐れずに言うのであれば私は定期検診行かなくて良かった。


そのおかげで娘に出会えたから。


いや、もしかしたら妊娠前にがん治療するならそのあたりも考慮した治療方法になるのかもだけど。

でも元々妊娠しにくいからがん治療と並行して妊活するのは恐らく難しいだろうし、治療は徹底的にやりたいタイプなのできっと当時の私には同時進行の選択はなかっただろうなと思います。





それと今年入っての流産の話。
今年1月に7〜8wで完全流産したのですが、もし上手く育っていたとしたら今頃出産していた頃です。

もしそうなったら、乳がんはどうなっていたのだろう?

タラレバの話になってしまうのですが。

妊娠出産ってたしか女性ホルモンがたくさん分泌されるはず。
ホルモン治療ごときで活性化するガンだとしたら、妊娠出産なんて格好の餌食だったはず。

実際は7月にしこりの検査に行ったのですが、妊娠中だったらそれも「出産してから…」と後回しにしていたに違いありません。


だとしたら…



だとしたら…


私、死んでいたかも( ̄◇ ̄;)

大げさな考えですが、なんども不妊治療や妊娠を繰り返すうちにがんが活性化したとしたら、知らずにもう一度出産していたら、もっともっとがんは進行していたのでは?と思うのです。


ということは、前回の流産は体の負担を考えたら「良かった」ということに。


枯死卵は、私を守ってくれたのです。
なんと親孝行な子供だったのでしょう。

産んであげられなかったけど、感謝の気持ちで一杯です。

あの時は
「もっと薬をきちんと飲んでいれば…」とか
「タイミングをもっと合わせられれば…」とか思っていたけど、結果的にこれで良かったのだと思っています。


色々なタイミングが重なって今現在の状況なのてすが、
「あの時こうだったら…」
「もっとこうしていれば…」というのを考えてみてもあまり後悔はありません。


乳がんステージⅢaですが、なかなか幸せな人生です。