たまには、水野晴郎さん気分で、タイトルを書く日があってもいいでしょう。
数週間前になりますが、友人の結婚式に参列しました。
その日は、息子を義理の母、姉にお願いし、妻と二人での参加でした。
友人は、妻とは幼稚園からの幼馴染で、私とは大学時代からの同級生のMちゃん。
9年前の我々の結婚式には、ご両親も含め、ご家族揃ってご参加頂いたというご縁です。
会場は、レストランとして超有名な、エノテーカピンキオーリ銀座店。イタリアの本店はミシュランに
名を連ね、2度にわたりミシュラン最高位の三ツ星を獲得している、世界でもトップクラスのお店です。
万が一、テースティングとか言われたら「う~む、香り高く、隠れた甘味がありますね。お?ブドウですね?」とか
言えばいいのか?ってか、ブドウじゃなかったら何やねん!?・・・と、ひとり、三ツ星にびびりながら入店です。
会場を見事に利用し、幻想的なキャンドルによる人前挙式でスタート。ふと妻を見ると、既に大号泣でした。
そして、披露宴へと続きます。前回のレストランウェディングでも、本当に美味しく頂いたのですが
今回もとにかく、料理がめちゃくちゃ美味しい。そして、ワイン、これまた、はちゃめちゃ美味しい。
ふと前を見ると、黒シャツとピンクネクタイが似合い過ぎの、超ダンディな外人さんが登場。
「あの人だれ?まさか、ピンキオーリさんだったりして(笑)!」などと、つまらない冗談をつぶやきつつ。
・・・つまらなくありませんでした・・・その方はまぎれもなく、ジョルジョ・ピンキオーリさんでした。
そう、この人でした。ちょいワル?というより、ごっつワル?な感じでした。この写真よりカッコよくなっていました。
オーナーみずからイタリアから祝福に来られた!?由緒あるお家柄ですから納得ですが、さすがに驚きでした。
イタリアの披露宴では、ネクタイをプレゼントするという習慣があるらしく、ピンキオーリさんは
ピンクに輝くご自分のネクタイを、さささっと外し新郎にプレゼント。何とまあ、サマになるんだろう。
そして、それもすぐ忘れてしまいそうな、上品な方々のご挨拶が続きました。
とても気持ちのこもった、素晴らしいスピーチでした。
幼馴染の妻は、友人代表挨拶でした。自分で挨拶をしながら泣いていました。
非常に緊張しながら、Mちゃんからのリクエスト曲「AIのStory」を、ピアノで演奏していました。
家族ぐるみで可愛がっていただいた幼馴染の妻は、友人という枠を超えて嬉しかったのでしょう。
そのあとも、馴れ初めビデオ、締めの挨拶と、ことあるごとに泣いていました。
新郎新婦は、時よりお互いに見つめ合いながら、本当に幸せ一杯でした。
ご家族も本当にご満悦でした。気づけば、なんと5時間?とても優雅な披露宴でした。
いやぁ結婚式って本当にいいもんですね!ここに繋がるのでした。末永くお幸せにお過ごし下さい!!!
後日談ですが、あれから、ピンキオーリとは仲良くしています。今日も、軽くホッピーでも飲みに行く予定です。
あえて呼び捨ての、最後の一文だけ、今年のエイプリルフールです。
石原鉄兵
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