出場中の2横綱、4人の大関、関脇・栃煌と最上位7人がこの日も安泰。
白鵬は差し身が巧く速攻の則本のお株を奪うがの如く、得意の左上手一本の寄りで秒殺。86年世代の曲者を問題にしませんでした。格さんも碧山を落ち着いて中に入って退けました。共に危なげない内容で開幕から6戦6勝。
フテブテルは佐田海を左四つ右上手両廻しがっぷりから吊り上げて体勢を崩して完勝。初日から負けなし。キセノンは苦手・一条に左腕を手繰られて気味に変わられるものの、押しから圧力をかけて右を差されたところを素早く巻き替えて諸差しになって首投げで呼び込んだところを一気に。5勝1敗。マサはマツコ富士を出足から休まずに諸差し速攻で退けて、豪たんは栃ノ心を一気の攻めで完封して揃って3勝3敗。
栃煌も高安を圧倒して連敗を回避。今場所は苦手の序盤に大きく白星を先行させたので大関の足固めを決めてしまいたいところ。新十両の御嶽海は気風良く、6連勝発進。滞留が持つ初日からの8連勝の記録にまた一歩近づきました。
白鵬とフテブテルの2強中心で格さんやキセノン、栃煌がピッタリ星を落とさずについていけるかが混戦の鍵になりそうですが…。