東海道・山陽両新幹線の300系車両が3月に引退することを受け、JR東海は16日、「ありがとう。LAST RUN 300 2012・3・16」と書かれたステッカーを前面と側面に装飾した300系車両を、東京都品川区の大井車両基地で公開した。装飾車両は2編成のみで、17日から営業運転する。
300系は92年に初代「のぞみ」としてデビュー。従来の新幹線の最高速度(時速220キロ)を大幅に超える270キロを記録し、東京-新大阪間を2時間半で結んだ。空気抵抗を抑えたデザインは「鉄仮面」として人気を呼んだ。
引退セレモニーは最終運行日の3月16日に東京駅と新大阪駅で実施。またリニア・鉄道館(名古屋市港区)では3月1日から5月6日まで企画展「ありがとう300系~のぞみの軌跡~」が開かれる。
◇1分で完売
JR東海によると、東京発新大阪駅行き300系最終列車「ありがとう300系のぞみ号」の指定席切符は、16日午前10時に駅窓口などで発売、1分で完売した。JR西日本が発売した3月16日運転の300系最終の新大阪発博多行き「のぞみ」と、同時に引退する100系最終の岡山発博多行き「ひかり」も完売した。(16日10時45分付、毎日新聞『<JR東海>新幹線300系車両、引退ステッカー』より抜粋)
とうとう300系と100系が引退する日まで1ヶ月を切ってしまいましたか。300系ではさよならステッカーの装飾を施した車両を走らせるということですか。それに最終列車のチケットもあっという間に完売。3本ともですからね。
でも最終列車はくだりだけですから、上りも運転してもらいたかったですね。それに東京~博多間全区間運転もですか…。