藤村修官房長官は19日午前の記者会見で、東日本大震災の津波被害に絡み「逃げなかったばかなやつがいる」と発言した平野達男復興担当相を注意したことを明らかにした。その上で、「（津波で亡くなった）自らの旧友が頭に上り、やや感情的な発言だったことは本人も反省している。真意や前後（の発言）を考えれば一般的にも理解でき、これ以上の問題にする考えは全くない」と述べ、進退は問わない意向を示した。
藤村長官によると、18日夜に電話で「言葉を慎重に選んでほしい」と注意した。会見で藤村長官は、発言について「誤解を招きかねず不適切だ」と指摘した。
また、民主党の輿石東幹事長も19日、福島市内で記者団に「大好きな友達がもういない、なぜ逃げなかったのかという気持ちがあった。辞める必要はない」と語った。（19日12時23分付、時事通信『平野復興相を注意、進退問わぬ＝「ばかなやつ」発言―藤村官房長官』より抜粋）
まあ、親友が津波で亡くなったのにどうして逃げなかったのかを悔いた発言でしょうからね。馬鹿野郎という気持ちだったのだと。でもやや言葉が足りなかったのは否めませんでしたからね。でもこういう発言が繰り返されれば話は別ですがね。徹底的に注意が必要であると。