大相撲の第７０回全日本力士選士権は３日、東京・両国国技館で行われ、幕内トーナメントは琴欧洲が決勝で把瑠都を上手出し投げで破り、６年ぶり２回目の優勝を飾った。白鵬は１回戦で豪栄道に寄り切りで敗れた。
▽幕内準決勝 把瑠都（上手投げ）豪栄道、琴欧洲（押し出し）日馬富士▽同決勝 琴欧洲（上手出し投げ）把瑠都
◇「新大関」アナウンス「こそばゆい」
○…秋場所で大関昇進を決めた琴奨菊が大関として初めて土俵入りをした。場内アナウンスで「新大関 琴奨菊」と紹介され、「慣れない。こそばゆい感じがする」と照れた琴奨菊。幕内トーナメントは準々決勝で豪栄道に敗れたが、館内から大きな声援と拍手を受け「うれしいし、ありがたい」と満面の笑みを浮かべた。稽古（けいこ）は５日から再開し、新大関で迎える１１月の九州場所に備える。（３日19時10分付、毎日新聞『＜大相撲＞琴欧洲６年ぶり優勝 力士選士権』より抜粋）
新大関琴奨菊が披露される中で先輩大関の琴欧洲が意地を見せましたね。秋場所は途中休場して負け越し。九州場所はカド番ですからね。何とか弾みをつけられればいいですが。