大相撲秋場所２日目（１２日、両国国技館）綱とりの大関日馬富士は隠岐の海を土俵際まで追い込んだが、上体を巧みに外されて突き落とされ、痛い黒星。琴欧洲は豊ノ島の下手投げを受けると頭から土俵に落ち、早くも２連敗となった。
２０度目の優勝を狙う横綱白鵬は盤石の相撲で豊真将を寄り切って２連勝。把瑠都は力強い上手投げで阿覧を退け、初日を出した。
関脇勢では、琴奨菊が立ち合いで気の緩んだ嘉風を寄り切って２連勝とし、稀勢の里は豪風に快勝した。大関昇進を狙う鶴竜は若の里に送り出しで敗れた。
チェコ出身の新入幕・隆の山は、木村山に押し出しで敗れて２連敗。幕内初白星はまたもお預けとなった。（12日18時03分付、サンケイスポーツ『綱とり日馬富士、２日目で早くも土／秋場所』より抜粋）
土俵王・白鵬とキセノンは２日間とも危なげなくしっかりした相撲を取り切っていますね。見ている側も安心できる内容。で奨さんはあまり満足できる相撲ではないですね。立合があれでも成立なのかと疑いたくなりますね。集中していた分、相手が気持ちが切れて油断しているところを一方的な内容で仕留めましたが。明日以降に響きそうなものだと。
一方でアレックス・日レスと格さん。２人とも詰めが甘く星を落とす結果に。前者はツッパリ相撲でしたが、闘志だけで勝負に焦りすぎですね。最初から組みとめておいたら負けるようなことはなかったとも。後者は初日とは打って変わってばたついてただ攻めただけという印象。出し投げ気味に土俵外に出されましたね。
またもっと不甲斐ないのはカロヤン。強引な投げで時間がかかっているところを下手投げを食らいましたね。いきなり２連敗ではどうしようもないですね。バルちゃんは力相撲で退けた感じです。
３日目ですか。奨さんは序盤は負けられないですからね。特にキセノンは最後まで全勝で行かなければ厳しいかと。格さんは余裕はありませんが、ハルレスはもう白星量産していくしかないですね。