前回のあらすじ

 

 

二人三脚をしたが・・・

色々事故ってたね

 

ミドル「このシリーズで事故ってない時なんてないっすけどね」

 

はっはっは! こりゃ一本取られた!

 

ミドル「現在エメラルドグリーン組が3勝でライトエメラルドグリーン組が2勝っすね」

 

いやいやミドルさん?

それは私ナレーターの仕事なんですけど

 

ミドル「じゃあさっさとしてください」

 

了解ですぜ

 

この物語はブログキャラほぼ全員が楽しく運動会で競い合うだけの長編ストーリーである

じゃ、始めますか

 

ウィンター「すみませーーん! お、遅れましたーーー!」

 

リンク「はぁ・・・ やっときたか」

 

去年の運動会シリーズで団長だった2人である

 

ウィンターは季節の冬の擬人化キャラだ

性別は女性である

 

リンク「今何時だかわかるか?」

 

ウィンター「・・・ろ、6時21分です(小声)」

 

リンク「であであであであであであであであであであであああああああああああ!」

 

ウィンター「ひゃああああああ!」

 

フラン「はいはい 怒らないの」

 

マスターソードを振り回すリンクを羽交締めにするフランちゃん

 

エメラルドグリーン組からはこの3人か・・・

 

ミドル「よし・・・ 準備完了っす」

 

ナインボルト「ふぅ・・・ ふぅ・・・(小声)」

 

サティア「るっぴゃっぴゃっぴゃぁあああああ! それがしも準備万端なり!」

 

ライトエメラルドグリーン組からはこの3人が出場するみたいだ

 

リンク「・・・」

 

ウィンター「あの・・・ えっと・・・」

 

フラン「そんなにウィンターを睨んで何が不満なのさー」

 

サティア「それがし! 絶対に生き残ってみせる!」

 

ナインボルト「そういう競技じゃないですよ(小声)」

 

ミドル「まあこのブログならあり得る話っすけどね」

 

それじゃあ選手入場です

お出口はずっとさきーーー♪

 

リンク「選曲センスどうなってるんだよ!!!」

 

サティア「なあこの曲なんだ?」

 

ナインボルト「8番出口というゲームの非公式ソングです(小声)」

 

走ってー揺らいでー決めて戻れー♪

またー絶望のー0を見るー♪

走ってー揺らいでー決めて進めー♪

お出口はこのさきーー♪

早く出たいのーー♪

 

よーし! このまま2番も歌っちゃうぞー!

 

リンク「・・・」

 

はい 全体とまれ

 

ウィンター「(プルプルプル)」

 

サティア「(リンクの圧力 気持ち良すぎだろ!)」

 

心の中で何呟いてるんだこいつ

 

てなわけで軽いルール説明をしていきましょうか

 

まず大玉を転がす人を決めてください

 

ナインボルト「僕がやります(小声)」

 

サティア「はい!!!!!!! それがしやります!!!!!!!!」

 

おっ! じゃあ元気がいいサティアに任せよっかな!

 

サティア「あざーっす!」

 

ナインボルト「・・・」

 

フラン「なんて声をかけたらいいのやら」

 

エメラルドグリーン組は誰が転がす?

 

リンク「俺がやる! きっといい特訓になるだろうからな!!」

 

OK じゃあ次は逃げる人を決めようか

 

ミドル「・・・ん? 逃げる人ってどういうことっすか?」

 

まあそれは後々説明するから

 

ウィンター「えっと・・・ 私は少し足が遅いから・・・」

ウィンター「えっと・・・ 逃げるのはあまり得意じゃないというか・・・」

 

フラン「じゃあフランちゃんが引き受けるね」

 

ウィンター「ありがとうございます!!!!」

 

リンク「声がでかいだろうが!! この馬鹿者があああああああ!」

 

こらこらリンク

ウィンターは最近ちゃんとお礼が言えるようになったんだからそんなに怒らないの!

 

ミドル「よくわかんないっすけど拙者が逃げる担当で行くっす」

 

はい 逃げる人も決まりましたね

最後に邪魔をする担当を決めましょう

と言っても決める必要はないけどね

 

ウィンター「え?」

 

ナインボルト「残った僕たちが邪魔をする担当ってことですね(小声)」

 

よーし! やっと配役が終わったーー!

ということで大玉召喚!

 

フラン「おっ、出てきたねー」

 

転がす担当の人はこの大玉をゴールまで転がしてください

 

リンク「御意!」

 

サティア「ヨーソロー!」

 

そして逃げる担当の人は転がってくる相手チームの大玉に轢かれないように逃げてください

 

ミドル「あぁー そういうことっすか」

 

フラン「フランちゃん! 全力で逃げるよ!」

 

最後に邪魔をする担当は大玉を転がす担当を邪魔してください

 

ナインボルト「わかりました(小声)」

 

ウィンター「わ、わかりました」

 

それじゃあ始めちゃうぞーー!

 

よぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉい! ドンッ!

って掛け声の後に大玉を転がしてください

 

リンク、サティア「・・・」

 

・・・転がしましたね?

両者販促により引き分けです!

 

リンク「納得できるかーーーーーーーーーーーー!」

 

サティア「そうだそうだーーーーーーーー!」

 

リンクたちが荒れています

 

しばらくお待ちください・・・

 

リンク「・・・」

 

サティア「・・・」

 

落ち着きましたか?

 

では2回戦始めーー!

 

ミドル「よーいドンッ! どこ行ったんすか!」

 

リンク、サティア「進めーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

 

両者すごい勢いで大玉を転がし始めました!

そして逃げるたんとうも逃げ出しました!

 

邪魔をする担当も動き始めたようです!

 

リンク「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

 

ミドル「くっ! なかなかに速いっすね」

 

ライトエメラルドグリーン組のミドル選手はエメラルドグリーン組のリンク選手が転がす玉から逃げています!

 

そりゃあもうこれでもかってぐらい逃げてますね!

例えるならジェリーがトムから逃げるぐらい全力で逃げてますね

まだまだミドル選手の体力は大丈夫そうですね

 

さあ! この調子でミドル選手はリンク選手の大玉から逃げ切ることができるのでしょうか!

サティア「それがしのことについても実況してくれーーーーーーーーー!」

 

ああ・・・ サティア選手はですね・・・

なんか必死に玉転がしてて糞転がしみたいですね

 

サティア「🌟T🌟E🌟K🌟I🌟T🌟O🌟U🌟!!!」

 

フラン「ねえねえ私への実況はー?」

 

ああはいはい すごいですねー

 

フラン「ちなみに私はこのままナレーターを粉々にすることが可能です」

 

あの舐めた口きいてマジすんませんでした

 

ナインボルト「・・・ここだ!(小声)」

 

一方邪魔をする担当のナインボルト選手はリンク選手の妨害に専念しています

 

リンク「であああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

ですが暴走機関車状態のリンク選手には並大抵の妨害は意味ないですがね

 

ナインボルト「それでも・・・ 僕は諦めない(小声)」

 

わー すごいですねー

 

ミドル「ちょっと! なんかさっきから実況適当になってないすか?」

 

だってミドルの実況で体力全部使い切ったもん

 

ミドル「そんなお小遣いとして10000円をもらった少額3年生みたいに後先考えずに使ったからー」

 

サティア「具体的すぎる具体例!」

サティア「あっ、それが具体例ってものか」

 

フラン「・・・ねえ さっきからウィンターの姿がないんだけど」

 

ウィンターは本来サティア選手の妨害をする担当だったはずですが・・・

ウィンター「はぁ・・・ はぁ・・・」

ウィンター「ま、待ってくださーい・・・」

 

ああ だいぶ後ろの方でヘトヘトになってますわ

 

リンク「戦力外!!!!!!!!!!!!」

 

ミドル「戦力外通告するタイミング今っすか!?」

 

そして・・・

 

フラン「ぜぇ・・・ ぜぇ・・・」

フラン「フランちゃん 少しずつ疲れてきた・・・」

 

ミドル「やたらゴールが遠いっすねー」

 

ナインボルト「こちらも妨害が・・・(小声)」

 

サティア「るぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃぴゃあああああああああ! それがしはノリに乗ってるぞーーーーーー!」

 

サティア選手は妨害がないのでどんどんフランちゃん選手との距離を縮めていきます

 

フラン「やばいーーーー! このままじゃやばいーーーーー!」

 

語彙力すら置き去りにしてしまうこの状況・・・

すごいですねー

 

ミドル「感想ペラッペラじゃないっすか」

 

リンク「ナレーターまで語彙力置き去りにしてどうする」

 

その通りですわ

 

サティア「フランちゃーーーーーん! お疲れ様だったなーーーーーーー!」

 

フラン「うひゃぁあああああああああああ!」

 

サティア選手の弾がすぐそこまで近づいてきました

 

フラン「いただきます!」

 

ミドル「ぐふっ!」

 

おっと! フラン選手!

 

まさかのミドル選手の血をすってパワーアップ!

 

サティア「ひょ? ちょっ、聞いてな」

 

そのままサティア選手を大玉ごと破壊!

血を吸われたミドル選手は動きが鈍くなりそのままリンク選手の大玉に轢かれたーーーーー!

 

そしてリンク選手がゴーーーーーーール!

この勝負! エメラルドグリーン組の勝利です!!!!!!

 

リンク「しゃーーーーーーーーーーーーーー!」

 

ナインボルト「・・・これはずるでは?(小声)」

 

フラン「いやでもルールで言ってなかったでしょ?」

フラン「競技中に相手選手の血を吸ってはいけないって」

 

ミドル「そんな屁理屈・・・ 通っていいわけないっすよ・・・」

 

ウィンター「はぁはぁ・・・ もう・・・」

 

あっ、走り疲れたウィンターと血を吸われたミドルが倒れちゃいましたね

 

ということでヒャァアアアアアアアアアアアアァアアアアアアアアアアクゥウウゥウウゥウウゥウウゥウウゥウゥウジュウウウウゥウウウゥウウゥゥゥゥウゥゥゥウウウウウキュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥッゥゥゥゥウウゥゥゥウウウウバァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンンンンンンンンンンン!

 

リンク「てめえのその絶叫の方がよっぽど病気だろ」

 

続く