前回のあらすじ

 

 

訳あって川に流されていたデデデ

そこに擬人化キャラの青龍が妨害をしに来たが

 

なんの妨害にもならずにそのまま青龍は流されていった

なおデデデは釣りをしていたアレックスに釣り上げられてなんとか助かったのだった

 

この物語はデデデが7つの大罪にとりつかれたトップたちを救う長編ストーリーである

 

本編の始まりである

 

デデデ「それで・・・ アレックスはdeadlyー・・・」

デデデ「deadly sins portalについて何か知ってるか?」

 

デデデはアレックスの拠点でパンを食べながら情報収集をしていた

なおデッドリーシンスポータルとは7つの大罪にとりつかれた奴らの目の前にワープできるすごいポータルである

 

アレックス「えっと・・・ 何から話せばいいのやら」

 

デデデ「ポータルの場所が・・・ 知りたいんだ」

 

ワドルドゥ「(陛下・・・ 物を食べながら話すのは・・・ よくないですよ)」

 

テレパシーでデデデに語りかけているワドルドゥも何か食べながら話してるみたいだけどね

 

デデデ「貴様! それはなんぞい!」

 

ワドルドゥ「(カツサンドであります!)」

 

ねえなんか最近お前らアニメカービィのネタ多くない?

 

アレックス「うーん・・・ どこにあったかなー・・・」

 

アレックスは冒険の日記を見返しながらデッドリーシンスポータルがどこにあったかを必死に思い出そうとしている

 

アレックス「5月21日、雨が降ってきたので飲み水が確保できました」

 

デデデ「・・・フェ? この水もしかして雨水か?」

 

アレックス「6月15日」

 

デデデ「いくらなんでも書くのサボりすぎだろ」

 

アレックス「某猫型ロボットのアニメに出てくるガキ大将の誕生日です」

 

・・・ああ そうだったっけ

 

アレックス「それとネザーで奇妙なポータルを見つけました」

 

アレックス、デデデ「奇妙なポータル!?」

 

いやなんでアレックス本人も驚いてるのさ

 

アレックス「そのポータルに入ろうとしたら変なお兄さんに追い返されました」

 

デデデ「変なお兄さん・・・」

 

ワドルドゥ「(陛下のことでしょうか)」

 

デデデ「お前なあ!」

 

ワドルドゥ「(あっ、これは褒め言葉ですからね)」

 

デデデ「なーんだ 褒め言葉かー」

 

ちょろい大王である

 

アレックス「もしかして奇妙なポータルって」

 

デデデ「デッドリーシンスポータルで間違いない!」

 

ワドルドゥ「(いや、もしかしたら道の脇にちょこんと生えているお地蔵さんを見間違えただけかもしれませんよ)」

 

アレックス「安心して ネザーにそんなもの生えてないしお地蔵さんは人工物だから生えてこないよ」

 

ワドルドゥ「(あれ? 俺のテレパシー他の人にも聴こえてる感じ?)」

 

聞こえてなかったらこんなふうにナレーションできないでしょ

 

ワドルドゥ「(メタくね?)」

 

それは私も思った

 

デデデ「よっしゃ! それじゃあ早速ネザーに行ってみるかーー!」

 

デデデは立ち上がって家を出ようとしたが

 

アレックス「ちょっと待って! いきなりネザーに行くと危険だよ!」

アレックス「たとえば滑って転んだりとか」

 

ワドルドゥ「(その点は心配ないぞ)」

ワドルドゥ「(なぜなら! 陛下はスッテンコロリンのプロフェッショナルだから!)」

 

アレックス「だから近くの洞窟でモンスターを倒してレベルを上げていこう!」

 

ワドルドゥ「(えーー 俺的にはもっとこうズドドドドーンって突き進んで行きたいんだが)」

 

デデデ「それもそうだな! よし! 洞窟行くぞーーーー!」

 

ワドルドゥ「(あれ? ひょっとして俺無視されてる?)」

 

間違いない

ということでデデデたちは近くの洞窟に向かったのだった

 

デデデ「くらっ! くらっ! ちょっこれ! くらっ!!!」

 

アレックス「どうしたのー? 貧血?」

 

デデデ「貧血でくらっ! って言ってた訳じゃねえよ!」

 

当然だが洞窟の中は太陽の光が届かないため真っ暗である

 

アレックス「ああ! そっちの暗いね!」

アレックス「それなら松明を置けば」

 

デデデ「いや! 俺には光魔法がある!」

デデデ「はああああああああああああああああああ!!!!!」

 

デデデは光魔法を使った

 

いや・・・ これはデデデ自体がピカピカ光っているみたいだね

 

デデデ「ギャァァァァァァァァァァァ!!!!! 目がーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

 

セルフ電球?

 

ワドルドゥ「(セルフ太○拳?)」

 

アレックス「セルフス○シウ○光線?」

 

デデデ「お前ら! うるせえぞ!」

 

ということでアレックスの松明を頼りに洞窟を進むことにしたデデデであった

 

アレックス「あっ、野生のゾンビが現れたよ」

 

デデデ「ポコン」

 

デデデはハンマーでゾンビをやっつけた

 

アレックス「今度は野生のスケルトンだよ」

 

デデデ「弓矢を使った遠距離攻撃か」

デデデ「ならばこちらもハンマーを投げて応戦だ!」

 

ワドルドゥ「(すごいですね陛下! まさかハンマーを投げれるなんて!)」

 

デデデ「お前しばくぞ!」

 

アレックス「あっ、野生の泣き虫だ」

 

デデデ「え? 泣き虫?」

 

思ったよりガチの虫が飛んできた

 

デデデ「これ別ゲーのモンスターじゃねえか!」

 

アレックス「あっちからはいきがりバードがきたよ!」

 

デデデ「だから別ゲーのモンスターだって言ってるだろ!」

 

まあ言ったところで何も変わらないのでとっとと倒してもろて

 

デデデ「なんか倒しちゃいけない気がしたからmercyしておいたぜ」

 

ワドルドゥ「(陛下! まーシーってなんですか!!!!)」

 

デデデ「なんでそんなに荒々しいんだよお前」

 

マーシーは見逃すみたいな意味だったかな

 

デデデ「そうなのか?」

 

アレックス「へー そうだったんだー」

 

『朗報』 デデデたち英語力が低い

 

アレックス「・・・悲報じゃないの?」

 

デデデ「何喜んでるんだよ」

 

とまあそんな調子でデデデたちはモンスターを倒していった

 

デデデ「あぁー 喉乾いた」

デデデ「なんかここにある美味しそうな水でも飲むか」

 

デデデは容器に入っている美味しそうな水を飲んだ

 

シェゾ「ああああああああああああああ!!!!」

 

デデデ「ブフォーー!」

 

ワドルドゥ「(これはまた豪快なうがいですね 陛下)」

 

デデデ「誰だお前は!」

 

ワドルドゥ「(はい 安定のごとく無視されたよー)」

 

シェゾ「俺は闇の魔道士シェゾウィグイーだ!」

 

デデデ「お前が誰かなんて聞いてねえよ!」

 

シェゾ「今さっき聞いただろ!」

 

何やら闇の魔道士はお怒りのようだ

 

シェゾ「それは俺が長年かけて作り上げた最高に美味しい水だったんだぞ!」

シェゾ「それで早速一口目を飲もうとそこに置いておいた水をよくも・・・」

 

デデデ「確かに俺も悪いけどこんなところに水を置いたお前も悪くね?」

 

シェゾ「うるさあああああい! 責任逃れするなーーーー!」

 

闇の魔道士が襲い掛かってきた

 

ワドルドゥ「(陛下! こいつはきっと強敵ですよ!)」

 

デデデ「ポコン」

 

シェゾ「くっ・・・ 無念・・・」

 

ワドルドゥ「(あれ? めっちゃ弱いじゃん)」

 

多分デデデが強すぎるのとシェゾの体力が万全な状態じゃなかっただけ

 

ワドルドゥ「(つまり雑魚と)」

 

雑魚ではないはず

 

・・・だよね?

 

デデデ「いや知らねえよ!」

 

24分24秒後・・・

 

アレックス「よーし! レベリングはこんなものでいいかなー」

 

デデデ「よっしゃ! 今度こそネザーに出発だーーー!」

 

デデデは元気よくネザーポータルを潜っていった

 

アレックス「・・・どうしよう」

 

え? アレックス?

 

アレックス「私この先に進みたい」

 

うん 進みなよ

 

アレックス「でも急に腹痛が」

 

うそーん・・・

 

アレックス「まあ最悪ネザーですればいっか」

 

すぐに拠点のトイレで済ましてこい!

 

アレックス「でもデデデが」

 

あいつのことなら心配しなくても大丈夫だ!

 

きっとワドルドゥと一緒になんとかやってるだろうし

 

それよりも急いでトイレに行けーーーーー!

 

アレックス「は、はいーーーー!」

 

アレックスは慌てて拠点に戻っていったとさ

 

続く