前回のあらすじ

 

 

クッパとデイジーは紅魔館に侵入

クッパがやらかして牢屋に囚われた

 

そこをなんとか脱出したクッパたち

だが、フランちゃんが吸血鬼の底力を発揮してクッパたちを追い詰めていく

 

クッパとデイジーは二手に分かれたのだった

このシリーズはクッパが攫われたマリオシリーズのキャラを助ける長編ストーリーである

 

本編に行くかのー

 

クッパ「・・・」

 

そうだった クッパは図書館で本の山に埋もれて隠れているところだった

 

クッパ「(誰もきませんように)」

 

小悪魔「掃除しますかー」

 

言ったそばからきたね

しかも見るからに悪魔みたいなやつが来たね

 

小悪魔「大図書館の掃除は大変だけどやりごたえがある!」

小悪魔「なぜか1オペだけど」

 

クッパ「(これ誰に話しかけてるんだ?)」

 

独り言でしょ

 

クッパ「(もう心の声に話しかけられるのも慣れたな)」

 

小悪魔「ああ またこんなところに乱雑においちゃって」

 

悪魔っぽいやつ・・・

なんか呼びづらいから小悪魔って呼ぼう

 

えー 小悪魔はクッパが隠れている本の山に近づいていく

そして本の山を少しずつ解体していく

 

クッパ「あっ」

 

そしてクッパの頭が顕となった

 

小悪魔「・・・え?」

 

クッパ「・・・」

 

小悪魔「あっ、お茶出しますね」

 

クッパ「いや我輩のこと客だと思ってるのかよ!」

 

小悪魔「え? 違うんですか?」

 

クッパ「いや客だけどさー」

 

クッパはとりあえず客人のふりをすることにしたようだ

 

小悪魔「しかしなんで本の山の中に?」

 

クッパ「お宅のフランちゃんが大暴れしててさー」

クッパ「危うく我輩まで破壊されそうになったから逃げて逃げてここに隠れてたのだ!」

 

小悪魔「ああ よくありますよねー」

 

クッパ「よくあるのか・・・」

 

とまあそんな調子で2人は雑談をしていました

 

クッパ「そこで我輩はこう言ってやったんだよ!」

クッパ「ア○ヒ飲料ってな!」

 

どんな武勇伝だよ

 

小悪魔「・・・あれ? 咲夜さん」

 

クッパ「なにーーーーーーー!?」

 

クッパは咲夜の名前を聞くとパニックになりそのまま爆発魔法を使った

その爆発で小悪魔は壁に突き刺さり

背後にいた咲夜も対応できずに尻餅をついてしまった

 

咲夜「くっ・・・ やっと見つけたわ」

 

咲夜はすぐに立ち上がりクッパにナイフを向けた

 

クッパ「😢」

 

クッパは無言でアディーンを使用した

アディーンとはそういう覚醒技の名前だ

 

クッパ「うわああああああああああああん! なんでみんなして我輩をいじめるんだーーーーーーーーーーーーーーー!」

 

咲夜「・・・」

 

咲夜は時をとめた

 

クッパ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

 

咲夜はクッパの突進を避けた

 

咲夜「さっきは時止めが効いたのに・・・」

 

さっき(前回のパート)

 

クッパ「あsどfくぉpwhpごqhwぽいghじゃおpsんほpvのんcおvさおdんぎjqんrjthgじゃhfっjsdfl:“?:::p:っplきjfどhjさdjfくぇfjzだう*)0rt」

 

最近このパターンのセリフも増えてきた気がする

 

咲夜「無駄よ 諦めなさい」

 

咲夜は時止めを解除した

 

そして一本のナイフを投げた

 

クッパ「そんなもの」

 

だが次の瞬間 一本だったナイフが数本に増えた

 

クッパ「なんじゃこりゃ!? どんどんナイフが増えていくぞ!」

 

きっと時止めを駆使した攻撃だろうね

 

クッパ「ふおおおおおおおおおおおおおおおお!」

 

クッパは炎を吹いてナイフを焼き切った

 

咲夜「くっ・・・ ナイフがもう・・・」

 

クッパ「ほぎゃほぎゃほぎゃほぎゃああああああああ!」

 

クッパは咲夜をボコボコにした

 

咲夜「・・・」

 

クッパ「ふぅー やっつけたぞー」

 

クッパはアディーンを解除した

 

咲夜「私は・・・ ただじゃ転ばないわ・・・」

 

咲夜はクッパの脛に頭突きをした

 

クッパ「おぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

クッパ「さっきのナイフ攻撃より断然痛いぞーーーーーーーーー!」

 

咲夜「ナイフ使い・・・ やめようかしら」

 

間に受けないで

あっ、咲夜が消えちゃった

ピチューンという音とともに消滅した

 

小悪魔「ちょっとお客さん」

小悪魔「人前でおならは控えてくださいよー」

 

クッパ「あれおならだと思ってるのかよ!!!」

 

爆発魔法をただのおならだと思っている小悪魔であった

そして壁に突き刺さりながら小悪魔はクッパに文句を言うのだった

 

クッパ「さてと、いつまでもこんなところにいるわけにはいかないな」

 

クッパはそっと図書館を出た

 

クッパ「・・・メイド妖精の気配もフランちゃんの気配もなし」

クッパ「よし・・・ そーっと移動するぞ」

 

クッパはドタドタ走り回っている

隠密行動のかけらもない動きだ

 

クッパ「そんな褒めるなってー」

 

褒めてないんだよ

私は心配してるんだよ!

 

クッパ「我輩2人もやっつけたんだぞ!」

クッパ「じゃあもう大丈夫でしょ」

 

大丈夫じゃない(定期)

 

クッパ「でもメイド妖精たちは見る影もないぞ」

 

確かに・・・ 静かすぎるね

 

クッパ「妖精たちみんなバックレたか!」

 

ワタッチ「それは・・・ 違うぞ・・・」

 

クッパ「いぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

 

ピンクワタッチがクッパの前に立ちはだかった

 

クッパ「なななななななななんでお前がいるんだーーーー!」

 

ワタッチ「・・・オータムに召喚されたのだ」

 

クッパ「オータム!? 季節の秋の擬人化で性別が男性のあのオータム!?」

 

助かるー!

説明全部してくれて助かるー!

 

ワタッチ「さあ・・・ 始めよう・・・」

 

クッパ「いやだーーーーーーーーーーーー!」

 

クッパは大号泣しながら逃げ出した

ピンクワタッチの後ろから赤ワタッチと緑ワタッチがどちゃどちゃやってきた

 

クッパ「助けてーーーーーー!」

 

クッパはとある部屋に入って鍵をかけた

 

フラン「zzz」

 

クッパ「フランちゃんの寝室だった(小声)」

 

外はワタッチ

 

中は刺激しちゃいけないフランちゃん

 

クッパ「もしかして我輩・・・ 絶体絶命?(小声)」

 

間違いない

 

クッパ「ふぅー・・・ こういう時は落ち着こう(小声)」

 

クッパはふらんちゃんのそばに置いてあった紅茶を飲んだ

 

ワタッチ「開けろ・・・ 開けろ・・・」

 

クッパ「うわあああああああああああああああああ!」

 

冷静さが失われた瞬間である

 

続く