前回のあらすじ
デデデたちの会議により私の家の構造が決まった
そしてワドルディたちに家を作らせたのだった
私は必死にやめろと言った
言ったんだけど・・・
ナレーター「・・・家が完成してしまった」
ナレーター「30人がかりで作るっていうのはなんだったんだよ」
私は悪態をつきながらも新居に入った
ナレーター「・・・やっぱり台所しかない」
前回の会議でそういうふうに決まったのだ
ナレーター「もうこれ家じゃないだろ」
とりあえず私はトップに部屋の間取りをLINEで送った
ナレーター「あっ、電話かかってきた」
ナレーター「もしもし?」
トップ「もしもしナレーターですか?」
トップ「今さっきあなたから送られてきたこれって家の間取りですか?」
ナレーター「うん 家もどきの間取り」
トップ「あー もしかして間取りが変なんですか?」
ナレーター「変とかそういう次元じゃないでしょ」
トップ「玄関入ってすぐ台所ですか」
トップ「うーん・・・ どこがおかしいんですかね」
トップってこんな察し悪かったっけ?
と、内心で呟きながら私は軽くため息をついた
トップ「これはく○はらさん案件ですかね」
ナレーター「・・・誰?」
トップ「建築士の○に○らさんですよ!」
ナレーター「なんでちょっとキレてるんだよ」
ナレーター「はぁー こんなことならトップじゃなくてアルルとかに相談しておけばよかったかな」
トップ「私そんな便りないですか?」
頼りない
トップ「頼りないですかー」
ナレーター「ここのキャラ シレッと私の心読んでくるんだけど」
トップ「あああああああああ!!」
突然トップの絶叫が聞こえてきた
ナレーター「トップ? どうした?」
トップ「窓なーーーーーーい!」
それを聞いた私は部屋を見渡した
ナレーター「・・・マジだ 窓ないわ」
トップ「く○○らーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
トップ「窓ねえぞーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
ナレーター「お前 それしたかっただけだろ」
トップはもう一台のスマホで誰かに電話をかけているようだ
マリオ「はい ○に○○です」
トップ、ナレーター「嘘つくな!!」
マリオ「すまん」
トップ「この際あなたでもいいです」
トップはマリオに今までのことを話した
マリオ「なるほどなー」
マリオ「まあ自称名探偵の俺がこの家の秘密を暴いてやるぜ!」
ナレーター「秘密も何もねえよ! ただの欠陥住宅だわ!」
マリオ「俺の推理になってしまうんだがな」
トップ「はい」
そりゃ名探偵だから推理するわな
マリオ「この家には・・・」
マリオ「めちゃでかい力士が住んでいた可能性があるな!」
ナレーター「ねえよ!! さっき完成したばっかだぞ!」
トップ「一理ありますね」
ナレーター「ないから今すぐその考えを捨てろ!」
マリオ「まあそれ以外に推理することはないな」
トップ「ということで問題ないそうですよ ナレーター」
ナレーター「内装に問題ありだって言ってるでしょうが!!!!!」
私は電話に怒鳴り散らしている
マリオ「じゃ、お疲れー」
トップ「ということでナレーター 新しくできた家でのんびりとお過ごしください」
トップは電話を切った
ナレーター「・・・」
私はそっと家を出た
そしてすぐさまデデデに電話をかけるのだった
ナレーター「デデデーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
終