水族館の歴史を振り返る | サクのアニマルフリーク~元飼育係の動物園・水族館紀行~

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飼育係・アニマルトレーナーをしていたサクが、動物や自然についてをあれこれとお話するブログ。
全国250以上の動物関連施設を訪問したマニア目線からのレポートを中心に、施設の裏側、裏話などをご紹介します。
当ブログは全て、私が実際に体験した事や訪問した資料、写真を元に書いています。

1927年4月1日にオープンし、開館から88年という

同じ場所で営業する民間水族館では日本一の歴史を持つ

【マリンピア松島水族館】



残念ながらあと僅かで閉館をしてしまいますが、

その凄い歴史を振り返ってみましょう!



この水族館が作られたのは、最初の親会社である宮城電鉄の開通に合わせた

沿線の開発に一つとして。



日本三景の一つである松島の公園内に、劇場や浴場などの娯楽施設と共に

作られたのが水族館でした。


水族館と言っても、当初はクジャク、猿、鳥などを展示した小動物園が先行して開園し、

その後少しして水族館施設が開館しているようです。




開館時は水槽19基、予備水槽4基、展示する魚は約80種、

約450点を展示する標本室、クジラの骨格標本などがあったようです。



9月28日頃に完成した、シンボルの「竜宮門」





本館



館内の様子


その後、水族館は1944年に太平洋戦争で慰安所として強制的に接収されて休館。

1950年になり、36種の生物で営業を再開します。


1952年には標本1220点を有し財団法人として認可され、戦後宮城県初の

博物館登録施設となっています。

(財団法人はその後解散した為、再度登録された1955年が正式な博物館登録年とされています)


1956年には、151種2000点を飼育し、日本動物園協会に加盟。

1957年に、アメリカ原産のカンバーランド・タートルを3匹、日本で初めて導入。


1969年に、現在の運営会社である仙台急行に運営が移行します。



その後の運営は特に、日本の水族館史に残る様々な偉業を残しています。